モデルハウス報告26‐屋根葺き2
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
屋根については、ガルバリウム鋼板を張るところまでご報告していました。
屋根のてっぺん(=棟)の部分は、このように一部が開いていました。
これは、棟換気(むねかんき)のために、あえて作った穴です。
小屋裏(=屋根裏)の空気がこもらないように、小屋裏と屋根の間に段ボールの通気層があります。その層を通過した空気は、棟の穴から外へ排出されます。
ただ、このままでは雨が入り放題なので、
専用の金物でふさがれました。
この金物は複雑な構造となっていて、空気は通しますが、雨は通しません。
金物と金物の間のコーキング(=シリコンなどで隙間を埋めること)も重要です。
棟の両側の先端には、このような金物がつきました。
こうして、屋根のてっぺん(=棟)部分、完成です。
書いていて思ったのですが、屋根の全貌が映った写真がないと、わかりにくいですね。
屋根の最後のご報告で、載せたいと思います。