古民家改修 報告05-お客さまとの打合せ

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

 

古民家改修。

 

今日は、お客さまとの打合せです。

 

ご家族で現場に来ていただきました。

 

この梁(はり)は壁で見えなくなります、この梁は見えます、といった説明を部長がしています。

 

また、解体工事が終わり、見えなかったものが見えてきました。

 

床下の写真です。下から束石(つかいし)、床束(ゆかづか)、大引(おおびき)、根太(ねだ)、床板(ゆかいた)の順に据えられ、その上にフローリングや畳が張られます。

 

ところが、写真にあるように、根太が弱っていました。折れてしまっています。

 

お客さまに、実際に見ていただき、部長が改修の仕方を説明をしました。

 

 床板をすべてめくって、大引と根太は取り替えることになりました。

 

ただ、床板はまだ使える状態なので、お客さまと相談した結果、

 

「床板は現在のものを使い回して、不足する分は新しい床板を追加する」という結論に至りました。

 

 

また、お客さまからのご要望もありました。

 

押し入れについて。

 

戸はなくしてしまって、上段はカーテンで開閉できるようにする。下段は、フロアとの段差をなくし、フロアの延長とする。

 

お客さまは、使用場面を想像して、具体的な要望をあげてくださいました。

 

 

今日のお客さまの宿題は、コンセントの位置と数について検討することと、焼板調の外壁材サンプルを見てツヤの有無などを検討すること。

 

私たちの宿題は、上記の床板の処理について、見積もりを数パターン用意すること。

 

 

工事中の打合せは、具体的な要望を早めに伺うことができるので、とても有効です。

 

お客さまに職人さんと会っていただけたのも、いいことだったと思います。