2026年、これからの家づくりに思うこと。
こんにちは。いえのたね(ベストハウスネクスト)の吉本です。
もうすぐ2月。2026年を迎え、住宅業界は大きな転換期にあります。
断熱性能の義務化や省エネ基準の強化など、ハード面でのルールが年々厳しくなっていますが、私が最近のトレンドを見ていて強く感じるのは、単なる「高性能」の先にある「賢い選択/グリーンコンシューマー」へのシフトです。
このグリーンコンシューマーって、昔よく使っていた言葉なのですが意味はというと。。。。
グリーンコンシューマーの3つの特徴
- 環境負荷で選ぶ
「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、
「ゴミが少なく済むか」
「リサイクルできるか」
「製造過程で有害物質が出ていないか」
を重視します。 - 企業の姿勢を見る
製品そのものだけでなく、それを作っている企業が環境保護に積極的か、労働環境を守っているかといった「企業の裏側」もチェックします。 - 「買わない」選択もする
本当に必要かどうかをまず問いかけ、不要なものは買わない、あるいは長く使えるものを選ぶという「入り口」での判断を大切にします。
この3つがこの言葉の特徴なのですが、この中の3つめ『買わないものを選択する』というのが住まい計画にとっても重要なんじゃないかなっと感じています。
具体的には35坪とか40坪の家って本当にいるのかな?という私の疑問。
かつては「家族4人だからとにかく広く、収納たっぷり 40坪以上は欲しい!」という時代もありました。
しかし今は、物価や建材費の高騰もあり、あえて面積を抑えて質を高める「コンパクトで機能的な住まい」や、将来の家族構成の変化を見据えた「フレキシブルな間取り」が主流になりつつあるんですよね。
「パッシブ」と「テック」の融合
それと最近よく耳にするのが「パッシブ×テック」という言葉。
太陽の光や風の流れを読み解く「パッシブデザイン」という古くて新しい知恵に、最新のIoTやAI技術を掛け合わせる考え方です。
ただ、ここで私が一番大切だと思うのは、「機械に頼りすぎないこと」です。
どれだけ高性能なエアコンを入れても、器である「家」そのものの断熱・気密がスカスカでは意味がありません。
逆に、しっかりとした断熱気密された空間 (家)を作れば、エアコン1台で家中が快適になります。
これが、私たちがずっと大切にしている「住む人に良し」の基本です。

暮らしの「余白」をデザインする
また、最近はインテリアにおいて「アースカラー」や「曲線のデザイン」が好まれる傾向にあります。
これまでのパキッとした無機質な空間から、より自然で、触れた時に心地いい素材を求める方が増えている。
これは、情報過多な現代において、住まいに「静けさ」や「癒やし」という役割を求めている証拠ではないでしょうか。
いえのたねが目指すもの
私は趣味の建物巡りや全国の工務店仲間との交流を通じて、常に最新の技術やデザインに触れています。
でも、滋賀のこの場所で家を建てる以上、流行を追うだけでなく、この土地の風土に合った、そして何より「住んでからのストレスがない家」でなければならないと強く思います。
ドアの開け閉めがスムーズで、冬の朝に布団から出るのが辛くない。
そんな当たり前の幸せを、確かな性能と少しの遊び心で支えていきたい。
「最近の建築」は、複雑に見えて実はシンプルです。
「どれだけ豊かに暮らせるか」という本質に立ち返っている。
そんな気がしてなりません。
皆様にとっての「理想の暮らしの種」を、一緒に見つけていきましょう。

