大津市 緑の中の平屋新築 報告24-造作2 内障子

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

大津市 山の中に建つ、平屋新築工事。

南東には、ちょっと珍しいサッシが付いています。

左右に片引きの掃き出し窓、その間の中央部にFIX(はめごろし)。LIXILさんの引違い窓HKKというサッシです。

「このサッシに内障子を付けたい」というご要望がありました。内障子は、窓の室内側に設ける障子です。

まず大工さんが、障子が走る上部に鴨居、下部にレールを取り付けます。

これは、鴨居の溝をつくっているところ。

壁を二重にこしらえて、その間を障子が収まるスペースにします。

こうして「ポケットドア」にすることで、障子を開けたとき、障子が完全に見えなくなります。

すっきりとしたデザインを求める方に、おすすめの方法です。

今回の内障子は、造り付け。

障子をつくり、取り付けるのは建具屋さんです。

お客様の要望通りのサイズ、枚数、組子(くみこ=内側に組まれる細い桟木)のデザインで仕上がりました。

この金具があることで、閉めたときに定位置で障子が止まります。使いよさにもこだわっています。