秋分の日は、旧東海道を旅しませんか。

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

栗東市 六地蔵の和中散本舗(わちゅうさんほんぽ)は、現在、秋の特別公開中。

旧東海道の草津宿と石部宿の中間に位置し、間(あい)の宿として栄えた薬屋さんです。

「和中散」という名前は、徳川家康が命名。旅中、この薬で腹痛が和らいだそうです。

個人の邸宅では珍しい国指定重要文化財であり、

「勉強になるから」という社長の提案で、会社のみんなで見学に行きました。

これは、人が中に入って歯車を動かす製薬機。機械遺産に認定されています。

薬の香りが道に漂い、「ここが和中散本舗だ」と人に知らせたとか。

薬屋さんの隣には、「梅の木 小休み本陣」。

奥へ行くほど、身分の高い人しか入れない空間になっていきます。

上段の間から撮った、日向山(にっこうざん)と庭園の写真。

柱と柱の間隔が大きく、景観が邪魔されません。

屋根は瓦葺きと銅葺き。軒桁のあたりを境に、2種類の葺き方をする腰葺き(こしぶき)です。

格式が上がるとともに、瓦よりも軽量の銅を使うことで、建物の荷重を減らす意味もあったのかもしれません。

柱の劣化部分は、精緻に刻まれた木で補修されていました。

建物の端々に、当時の技術、大切なものを受け継いでいこうとする心意気が感じられます。

欄間の彫刻、狩野派の屏風絵、蕭白(しょうはく)の襖絵など、見どころは枚挙にいとまがありません。

特別公開は、9/24(日)まで。15分ごとにガイドさんが楽しく解説してくれます。

ぜひ訪れてみてください。おかきとコーヒーもおいしかったです。