気密性能はどこまで必要? C値の目安を考える。

おはようございます!

こんにちは!

こんばんは!

滋賀県で新築注文住宅の 家づくりや

中古リノベー ションをしている

ベストハウスネクスト/ (地域密着工務店) の吉本です!

冬は暖かく 夏涼しくするため新築や性能向上リノベーションをするときの指針となるのが気密性です。

私たちはC値 隙間相当面積とお伝えしているアレですね。

気密性能 私たちはC値1.0以下を標準としています。
実績としてはC値0.5以下はいつも達成。 イエイ。

最近の事例では、草津の新築 日野町の新築などなど 大体C値は0.2~0.3位でした。単純な形の家は気密取りやすいのであります。

工務店や建築業者さんの中にはC値0.1が標準とされているトコロもあるようですが実際はどこまで気密性能を上げたらいいのか?
気密測定士のテキストから抜粋 それと、計算・研究された方もおられるので参考に書いておきますね。

でっ 

これが気密測定士のテキストです。

2020年だったか 気密測定士取得したときのです。

このテキストの中には このくらいの気密性能を取るようにと書いてあるのがココ

相当隙間面積は2.0以下にしましょう。と記載されています。

そのエビデンスがこの表です。

スンマセン 分かりにくいですが・・・・

落書きばかりで見にくいのですが 要するに計算したらC値2.0以下はしないとアカンよって。

そしてそして

民間の方も計算されております。

実務者の多くの方がこの表を引用されているんですが計算された方は。。。

北欧住宅研究所

住環境コンサルタント/所長 川本清司様です。

まず基本。

自然換気量はどんなお住まいにもあって熱い空気は上に行き隙間と通って出ていく。そして冷たい空気が入ってくるので自然に行っております。

その表がこちら。

私たちは C値1.0以下 ですので外が-10度のとき室内が20度だったら温度差30度 0.1回/h 自然に漏気していることになる。

そして 次に影響するのが風速 外の風です。

私たちの基準は第3種換気システムですのでこの表をご覧ください。

ここで注目してほしいのは風速2.5~3.0m/秒のところ。

滋賀県栗東市 気象データーは気温のみだったので参考に大津市のデーターを見てみると。。。。

平均風速は1991年から2020年まで月を通して平均1.8m/s程度です

もう一度 表をみると・・・

はい

第3種換気が稼働している場合で温度差が30度でも 漏気量は0です。ゼロです。

風速6m/秒だったら 0.193回/h

機械で0.5回/h + 0.193 = 0.693回/h

私たちの平均がC値0.5以下なので 0.5+0.042= 0.542回/h

新住協の会員さんの中には 0.7以下はもう錯誤の範囲。これ以上気密こだわっても一緒って語っておられます。

一緒というのは冷暖房費 光熱費の計算で錯誤の範囲だという意味です。

結論。

気密測定士の世界ではC値2.0以下が必須。

私たちは1.0以下を目指し 平均は0.5以下。

計算上では第3種換気でC値0.7以下あればそれ以上は錯誤の範囲。

1.0にしているのは家の大きさ・形 窓の数に大きさ・種類で気密が出にくい場合がありますから。

ということで目標として1.0以下。

単純な形の家だったら0.5以下は出ています。