古民家改修 報告02-解体
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
三日前から、古民家改修の解体工事が始まっています。
階段や敷居(しきい)は養生し、傷・汚れを防ぎます。
解体屋さんに伝わるように、「残す」「めくる」「抜く」を記します。
再利用する建具(たてぐ)や欄間(らんま)は、番号を記したテープを貼って保管庫へ。
屋根裏はこんな感じになりました。(このあと、リフォームで断熱材が入ります。)
解体の期間、私たち現場監督は、足しげく現場へ通います。
残す部分や解体の手順など、解体屋さんとのコミュニケーションが欠かせないからです。
また、解体工事期は、お客様とのコミュニケーションも大切です。
今日、お客様に確認したいことが出てきたので、現場へお越しいただきました。「電気ケーブルが古くなっているので、新たに引き直してよいか」という確認をし、ご了承いただきました。
計画段階では見えないことが、解体してみてわかることがあります。
また、お客様から「この柱は構造上問題がなければ取ってください」「ここはカーテンを入れたいので戸はなくしてください」と、別件のご要望も伺いました。
現場を自分の目で見ることは、安心にもつながります。お客様には、可能な限り現場へお越しいただきたいと思っています。