モデルハウス報告04‐配筋

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

 

新築モデルハウスのご報告です。

 

今日は配筋について。耐震等級3で構造計算をした配筋です。

 

木造なのですが、木造の家も、基礎は鉄筋コンクリートでつくります。

 

順序としては、鉄筋を組み、その後コンクリートを打設する、という流れです。

 

先日、地業についてご紹介しましたが、そのとき敷かれた「捨てコンクリート」に記された印に沿って、基礎屋さんが配筋していきます。

 

鉄筋の種類、太さ、長さ、配置の仕方がすべて決められています。

 

今日私たちは、その通りに配筋されているかを確認しに行きました。

 

 

 

さて、鉄筋とコンクリートの関係について。

 

鉄筋は引張力に強く、圧縮力に弱い。コンクリートは圧縮力に強く、引張力に弱い。

 

性質が異なるので、お互いの弱いところを補い合えるのだそうです。

 

一方で、線膨張係数というものが極めて近く、温度変化によって膨張する度合いがほぼ同じ。だから、いつでも一体でいられます。

 

そういうわけで、組み合わせて基礎に使うのだそうです。

 

鉄筋とコンクリート。なんとも、すてきな関係ですね。