鍵のいろいろ
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
勝手口のドアの鍵を取り替えたいというご相談がありました。
鍵の話の前に、施錠について少しご説明します。
施錠は、錠(じょう)と鍵(かぎ)で成り立っています。
錠は、施錠の本体部分。鍵穴やそれに準じるものがあって、ドアノブなどと一体になっているほうです。
鍵は、錠を操作する道具。持ち歩いて、よく失くす、アレです。
さて、鍵といえば、一般的にはシリンダーキー🔑が思い浮かぶでしょうか。他にも、ディンプルキー(ギザギザではなく、面の部分に大小のくぼみがあるもの)、カードキーがあります。
また最近では、暗証番号の入力で開錠できるテンキー、指紋・顔をかざして開錠できる生体認証キーといった、鍵が不要の施錠機構もあります。
そして今日私が知ったのは、シンプルに導入できる「鍵を失くさない施錠機構」。
南京錠にダイヤルロックと箱がついたもので、いわば鍵を入れておける錠です。
施錠時:シリンダーキーでドアを施錠する → シリンダーキーを南京錠の箱に入れる →ダイヤルロックをデタラメにする
開錠時:ダイヤルロックの数字をそろえて箱のフタを開ける → シリンダーキーを取り出す → シリンダーキーでドアを開錠する
操作はやや回りくどいのですが、次のような方に好まれるそうです。
・鍵を失くすことが多い方
・植木鉢の下に鍵を隠しているけれど不安な方
・倒れたときなどにご近所さんに開錠して入ってきてほしいという方
生活や個人の性格などにより、求める施錠機構もさまざまだと思います。生活に合ったもの、自分にとって安心できるもの、操作しやすいものを選択できるといいですね。
今回ご紹介した箱付き南京錠は、けっこう前からあるものですが、鍵の世界も日進月歩です。
鍵を取り替えたいなあと思ったとき、ネットなどでチェックしてみてください。当社へのご相談も、お気軽にどうぞです。