失敗事例に学ぶ 新築プランを考える前に

2020年4月19日 カテゴリー:未分類
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ちょっと 難しいお話し



失敗事例(ワタシ)から学ぼう!




住まい選びの相談をかれこれ ご縁があった人 ご縁が無かった人を含め 何百人も経験してきましたワタクシ。


そんなワタシは、どんな家に住んでいるかと言いますと。。。


1993年 阪神大震災の前に建てた木造、建売仕様で31坪の家。
(阪神大震災のときは良く揺れた!)


建売仕様ですが、チョコチョコDIYしながら、2020年の今、ソコソコ満足して暮らしてます。


ただ 家の性能的には不満イッパイです(苦笑)


どんな仕様かといいますと。。。。


1)ペアガラスなし(ペアガラスに変更済み) 
2)断熱材は間違った施工をしたグラスウール(効いていない)
3)合板フローリングで裸足で歩けない。底冷えする。(無垢のフローリングにリノベ)
4)とにかく冬は寒い。秋や春は外の方が暖かい。
5)耐震性・低い
6)耐久性・あまりない
7)維持管理費が掛かる
8)風呂がとても寒い
9)結露しまくり。
10)隙間風が入ってくる。
11)暖房が効きづらい 
12)ベランダからは雨漏りなどなど・・・


列挙したら 心が折れそうに(笑)

ではなんでこんな低性能の家(失礼な!)でもソコソコ満足しているかというと「家族・奥さんと仲良く暮らせているから」なんです。


寒いー 寒いー と言いながら エアコンを掛け 灯油ストーブの前にいる生活。


「いつか死ぬな」と言いながら極寒の風呂にダイブ。


地震があるたびに、少し 心配。。。



でも やっぱり 「家族」(と言っても奥さま+ワンコ)が居て帰る場所【ホーム】があれば安心で幸せを感じるんですね。


逆に 素晴らしい豪邸でも家族がギクシャクしていたらどんな暖かい家でもタブン帰りたくない家になってしまいます。



家族が居たら幸せ!! 

そんなのあたり前なんですが。


では もし次に家を建てるとするならば、ローコストの家で性能もソコソコを建てるのか?と言われれば、


絶対に建てません!! キッパリ。


家族がいて 幸せだったイイやん と言われても。。。です。



ローコストと言っても人生最大の買い物。


どんなローコストの家を建てても1500万以上は諸経費を入れても必要になります。


1500万かけてローコストの家を住宅ローン30年とかで建てるのか?


私は絶対にしないです。


30年 なにがあるかわかりません。


子供室は必要だろうと今の家にもありますが 子供さんとはご縁がなく今も2人だったり。。。


なんといっても 住宅ローンで一時 家計が破綻しかけましたから。


当時、収入が減り 売っても借金は1000万以上残るので銀行に相談。その時、不動産業だったので販売計画レポートを書いて再建を目指すも一切返事なし。


どーしようー 思っていたら、守山市にある老舗クラブのママさんに誘われ仕事の後、夜12時までアルバイトを開始。


そして朝は新聞配達をしてから出勤などなど


そんな生活をしていたんです。


当然 家庭はドロドロ ある時帰宅したら家具もなにもないモヌケノ家。

その時 これはネタになるなと。。。結構ポジティブな方なもので(笑) 

そして正式に慰謝料を払い離婚。

モチロン 慰謝料も借金です。


「本を書けば売れるで」と当時の同僚に言われるような絵にかいたような離婚劇でした。
(スベテ ワタシニ セキニンガアリマス。スミマセン)





さてさて・・・


そんな経験を積んだので(どんな経験やねん!)、お金に関して2000年頃からまずは家計簿診断 ライフプランをしてから考えましょうー と発信してきました。

住宅ローンで破綻しないように。


今では当たり前になってきたライフプラン。皆さんも聞いたことがあるかと思います。



住まいの性能に関しては 滋賀県で初めてだと思いますが セルロースファイバーの断熱材・ペアガラス樹脂枠を標準仕様にしたりして建ててきました。

毎年にように性能を上げるための勉強会に参加し、これも滋賀で初めてだと思いますが「ダブル断熱」等取り入れられるのもは提案してきたりしました。

建築設計士さんとコラボしてプランを提案してきたのも2000年ごろからです。


ローコスト住宅も経験してきました。



坪単価 29万8千円~  というアレです。


今は 坪単価 39万円程度になってきましたね。


○○ホームの仕様と図面 そっくりそのままでしたら ワタシタチ建てられます。

間取り 屋根 外壁 玄関ドア キッチン ドア お風呂に洗面などなど同じでしたらね。

もちろん 施工 営業の仕方 進め方もそっくりそのまま、スベテです。


なぜ知っているかというと この坪単価方式を作ったのは 埼玉県にあるアキュラホームさんで当時このシステムをワタクシの先代の社長が購入してきて資料を持ってるんですね。

1998年に先代の社長が「アキュラシステム」に加盟して埼玉県と新宿に泊りがけで研修を受けてきました。

まだ現役だった カンナ社長さんから色々聞いたの オモシロかったですねー


同時期に いろいろなフランチャイズ系 ローコスト住宅が ボコボコっと出てきましたが ほぼこのアキュラホームさんが出発点です。


坪単価298000円 滋賀で何棟か施工したのですが。。。。



ただ 性能のいい住宅の知識と技術は身についてきているモノですから 困ったことが起きました。


それは、、、、、


もうちょっと こうしたらいいのになぁー


あとこれだけ余裕があれば、暖かい家 性能を上げられるのになぁー


建てたら目減りする家ではなく「資産」として家を建てられるのになぁー




などなど・・・・なんです。



本当に困りました。


ローコスト住宅は ちょっとでも変えてしまうと 成立しないのですー

しかしついつい「こうしたらどうですか?」「こんな建材がありますよ?」とか言ってしまい会社の利益を随分と落としてしまいました。


現場の職人さんも仕事をして面白くないとかいわれて、そして数棟建てた後 いつの間にか先代の社長も言わなくなり自然消滅。













ちょっと 方向が違ってきましたのでここいらで 軌道修正。


もし 次に家を私が建てるとしたら ローコスト住宅は建てない。


建てるとしたら 暖かくて涼しい 省エネな家 かつ 資産価値が下がらない 維持管理費が「ローコストな家」を計画して建る。


次に間取りや家の大きさ 素材 デザインを考える。


もし土地からの購入だと 最後に土地を検討する。



もし土地からだと建物予算を想定してから残りの費用で土地を探し 希望の場所がなければ。。。。


予算を上げる。

地域を変える。

大きさを変える。

中古をリノベに変える。

それでダメだったら 賃貸にする。

・・・・今の私の考え 正解ではありません・・・・・ 



 




ふつうは間取りを考えてから予算を出しますが、そうじゃなくって どんな性能の家に住むのか?を大前提にしてから間取りを考える。


もしかしたら40坪希望していても 30坪しか無理ってなるかもしれませんが私は、それでも性能を確保しますね。絶対に。



建てる時期が「新婚」であってもです。


私の事例は 31坪の住まい。 1963年生まれ 同級は孫がいる世代。つまり子育てが終わりの状態ですね。

家は。。。

26畳程度のLDK 1室のみの1階

2階は4.5畳×2 10畳程度の洋室 ウォークインクローゼットが3帖にベランダ

そして使っているのは 「1階のみ」 なのです。

寝るのもナニもかも 1階で済ませています。 だって楽なんだもんね。

2階はモノ置きと月に1度程度泊まりに来るオカンの空間。







ちょっと考えてみてください。

その家 将来何人で住みますか?


家は 20年 30年 はずっと住み続けるモノ。

終の棲家 として考えてみてください。



将来を考えるときヒントになるのは 身近なご両親。。。。




例として。。。。




今、ご両親はどんな大きさの家にお住まいですか?

空いている空間や部屋はありませんか?

それは モノ置きになってませんか?

その物置部屋にはなにが置いてありますか?

1年以上 触ってもないものありませんか?

掃除はどうですか? 

ご両親の住まい 維持管理費  外壁の張替え 屋根の吹替え これから先 いくら必要でしょうか?
 
だれも居ない 年に1回程度泊まりに来るための部屋や物置部屋にも容赦なく 税金が掛かってきます。


私の京都のオカンは、40坪程度の家に一人です。

そして一緒に住むのはオカンが「イヤ」って言ってます。

10畳程度のキッチンと隣接している和室6畳に殆ど居て、寝るときだけ2階の寝室6畳程度に行ってます。

生活空間は実際には10坪程度。

あとはホント「捨てられないモノ置き状態」です。


もう一人のオカンは公団住宅で6畳二間に6畳のキッチン 以上。

ここもモノで溢れていますが(苦笑) 一人だと十分だと言ってます。

家賃は1万台。


私がもし一人になったら 迷わず公団でしょうねー



モチロン 正解はありませんし 考えも変わると思います。

その時にならないと判断できませんから。



結局何が言いたいかというと、、、、 


「性能」「家の価値」「終の棲家はどこ?」など を知ってから 家の大きさやどんな間取りにしたいのか?を検討してもらえれば有難いなっと思うのであります。


勉強して知識をつけ 最終ローコスト 間取り重視だったら全然OKです。


30年以上ローンを支払う住まいなので ぜひユックリと時間をかけて色々 勉強してみてくださいね。


正解は誰かが示すものではなく、正解はみなさんご家族しか分からないコトです。


伝わっていますでしょうか?


では 参考にしてこれからも家作り 楽しんでいきましょうー


お願いたします!