火災保険の事も
火砕流も火災保険?
家を新築する時、初めて火災保険のことを学んだ人は、当然ですが知識が少ないものです。
「火災」に、ご近所からのもらい火も含まれること。
「騒じょう・集団行動・労働争議」というデモなどによる暴力行為や、破壊行為による損害の項目があること。
「盗難」は、盗まれたものだけでなく、その際の建物や家財に生じた損害も含まれること。
ご存知でしたか?
さらに、損害だけでなく、さまざまな費用も対象になります。
・壊れた部分の片付け費用
・自宅から出火して、ご近所へ迷惑を欠けた時のお詫びの費用
・火事が原因で、やけどなどのケガをした時の費用
・災害時の仮住まいや引っ越しなどにかかる費用
…などなど。
また、火災保険は地震や噴火を原因とする火災などを補償しません。
なので、地震保険にも加入する必要があります。
日本の場合、地震の心配がない地域はありませんからね。
生命保険に多くの種類があるのと同様に、火災保険にもたくさんの種類があります。
小さな文字で書かれた約款は、気合を入れないと最後まで読めません。
だから、必要に迫られるまで深く考えない(考えたくない)という人は、当然ながら存在します。
でもそれは、とてももったいないことなんですよ。
火災保険は、「月払い」より「10年一括払い」などの方がお得なのは誰もが分かることです。
でも、一括だと保険料は数十万円になります。
家づくりの予算配分に大きく影響しますね。
また、建物の耐火性能によって、保険料は驚くほど異なります。
さらに、必要な補償内容は、住む場所や家庭によっても異なります。
高台に新築する人は、高潮や洪水などの心配は少ないでしょう?
デモや労働争議の場になりそうにもない住宅街に住むのなら、「騒じょう」に関する補償の必要性は低いでしょう?
ハッとした方は ボチボチ 火災保険の勉強も初めていきましょー