経年変化を楽しもうぜぃ

先日、中古物件を探していたら、築40年の木造住宅が、土地代込みで400万円というのが。

んーー

建物代は全く反映されていないのか。

次に見たのは、築35年で800万円の木造住宅。

土地・建物の広さや利便性は、ほとんど変わりません。

ただ、画像を見ると、内観も外観も築35年とは思えない良い状態。

小まめにメンテナンスをしている様子がうかがえました。

ところで、寿命が短い建物には、安いけれど寿命が短い? 新建材などの工業製品が使われています。

寿命が短いというのは 経年変化が楽しめない素材のこと。

施工した時が一番綺麗なのは当たり前ですが、年数が経てば立つほど「味わい」が出ない建材です。

これは 消費者目線ではなく、業者目線の製品を使われていたりしますが、一般の方もピカピカがお好きな方や、掃除が楽かも♡と ツルツルの素材を好む方もおられます。

このような材料で家づくりをすると、確かに、新築するときの工期短縮や費用軽減には役立つでしょう。

しかし、経年変化が楽しめない素材を使うと、その分建物に愛着が持てなくなるかも。

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こんなのが 経年変化を楽しめる素材かな

結局、将来的な費用負担を増やすことになりかねません。

初めての家づくりでは、叶えたい希望が沢山でてきます。

絞り込むのは難しいものです。

そんな時は、先のことまで・・・最低20年後くらいは、想いを巡らせてみましょう。

生涯に稼げるお金には限りがあります。

使えるお金にも限りがあります。

経年変化を楽しめない家は、資産から負債’(将来のリフォームで出費)に変わっていきます。

ムズカシイことですが 信頼出来る工務店さんと よーーーーく 相談してみてくださいね。