鬼門 風水 それでも信じますか?

新築平屋の計画をしている

ところ久しぶりに。。。

 

「玄関が鬼門なので何とかしてほしい」

 

そんなご意見を頂きました。

 

はい

 

少し 南に移動すれば鬼門から

外れますとお伝えしたのですが

なんか久しぶりだったので風水 鬼門

のこと少し書こうかなっと思いました。

 

さて

一応 私 風水鑑定士の資格を

持っております。

 

はい

 

随分前ですが数万円の費用を払い

1泊2日 東京まで行って

受けてきた風水講座。

 

しかし その時すでに。。。

家相はホボ迷信やん。。。

ということは分かっていましたが

先生が阿闍梨さんだったので

阿闍梨さんが家相ってどんなのかなっと。

 

そんなコトを思って受講した次第。

 

めでたく? 阿闍梨さんから風水鑑定士の

資格を頂きました。

 

さて

見えない世界を心底 信じているワタクシですが

家相については 色々と書物を読んでみて。。。

 

1)科学的にまったく説明しようがないもの

2)陰陽五行説等によるもの

3)だじゃれ(これが多い)

 

そして。。。

4)生活の知恵

5)建築技術のこと

 

この5つの傾向があります。

 

ちなみに今 手元に残っている

家相 風水系の本はというと

 

家相の科学 清家清著

風水講義 三浦國雄著

それでも家相を信じますか 江口征男著

幸せを招く間取  小池康壽著

ちなみに

小池さんは東京の浜松町にあるご自宅まで

行ったことがあります。

 

風水 家相の歴史を調べてみると

今の形になってのは昭和に入ってから。

 

中国からの入ってきた家相とは全く違う

思想が日本だけで・・・

もう一度いいますが

日本だけで 作り上げられてきました。

 

東海道沿いの民家や京町屋など どうですか?

まったく家相など気にして建てていません。

碁盤の目に間口が狭い京町屋。

玄関なんか すべて鬼門だったりします。

間口が狭いと鬼門になってしまうんです。

どうしようもありません(笑)

書くといくらでもネタがある家相(笑)

 

長くなるの 二つの例を書いてみますね。

 

天皇家 宮家のコト。

 

東久邇盛厚王

享年52歳

北鎌倉に新居を建築。

移り住んですぐに死去されたそうで

そのときの雑誌の一部を引用しますと

「・・・かねてから身につけた【方位】を研究し尽くしたのに。。」

週間新潮(1969年2月号)特集より

 

家相はモチロン

引越しの日

方位

着工

完成

すべて研究して決めて

さらに

当時 日本一と言われていた

家相見がお墨付きを付けたのにも

関わらず と 書いてあります。

 

それとは別に。。。。

宮家の住宅設計をしていた

平島二郎さん

「・・・天皇家の条件として、大安 仏滅等一切関係なく、鬼門裏鬼門などの俗信もすべて一切考慮無」と打合せの折に伝えられた」

と建築雑誌9309「家相について」

に書かれてあります。

 

天皇においては

京都から東京に移るとき

「鬼門・方位が悪いからダメ」と側近に言われたそうですが

【私は「日本」に住んでいる】

日本すべてが家だから関係ないっておっしゃったそうです。

 

カッコいい~

 

30代くらいの方はホボ

気にしていない家相。

 

今回 気にした方は

お父さんでした・・・・