守山市 こだわりの新築平屋 報告14-屋根
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
守山市の、平屋の新築工事。
屋根は、ガルバリウム鋼板です。
屋根の一番高い部分を棟(むね)といいますが、
棟の数か所に、換気部材が付きます。これを棟換気といいます。
中はこんなふうに、穴があいています。
下地段階で大工さんが穴をあけていたところに、
板金屋さんが金属で換気部材を入れます。
これは、小屋裏(=屋根裏)に空気がこもるのを防ぐため、
また、外壁から屋根に空気を通すためです。
外壁の内側に入った空気は
軒天(のきてん=屋根を見上げたときに見える天井部分)に達します。
一部は軒天換気材から外へ抜け(太い矢印)、
屋根部分を伝って屋根の棟まで達した空気(点線の矢印)は
先ほどの棟換気から外へ抜けます。
壁の中に空気を通すことで、
壁の中の結露を防ぐことができ、家の耐久性も上がります。
壁の中の結露は、見えないところで起こるので、より恐ろしいですね。
換気にかかわる施工も、とても重要です。