新築 結露 カビ 結露とカビの関係

新築の工事をしていく

段階で出来るだけ雨が降っても

内部には入らないように

養生をしていますが

野外で行う工事。

 

どうしても基礎内部など

初期の段階で雨が入り込む

場合があります。

 

私が建築に携わった頃

30年ほど前は そんなことも

気にせず 雨が降ったら

柱 梁 基礎土台など

ビショビショになる、それが

普通のことでした。

 

そもそも 柱 梁自体も

乾燥もほどほどに グリーン材

なんて呼び名で 未乾燥の

木材を普通に使っていたんですよ。

 

我が家もそんなグリーン材

未乾燥の木材を使った家の一つ。

 

ですので カビの一つや二つ

出ていても 施主様も我々も

まったく 気にせずに建てていたもんです。

 

 

しかし 最近はそんな時代ではなく

カビ対策 心がけて建てています。

 

先日 施主様がこんなことを

言っておられました。

 

結露がする= カビが生える。

 

であるからして

 

結露が起きにくい仕様に

してほしい。

 

モチロン間違いではないですが

結露とカビの関係はちょっと違います。

 

結論からいいますと

 

結露してなくてもカビは生えます。

はい

 

結露は対象物が寒くなって水蒸気

が水に変わる現象。

結露直前の状態は湿度100%です。

カビは湿度70%以上で、23度以上の

温度があれば生えます。

30度近くなると爆発的に生えます。

そのときの湿度は70%もあれば充分。

ですので 結露対策とカビ対策は

似て異なるモノ。

 

ちょっと覚えておいて欲しい

プチ情報でした。

 

結露