大津市 LDKを大空間にリフォーム 報告19-小上がり畳スペース
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
大津市の、大空間LDKをつくるリフォーム 。
リビングの先には、小上がりの畳スペースができます。
まず大工さんのお仕事で、ここまで完成。
畳の下には、引き出し収納があります。
「布団を収納したい」というご要望を受け、
中央がやや大きめになっています。
開け閉めの際に指を入れる、この隙間の大きさにも、大工さんのこだわりがあります。
隙間が大きいと指は入りやすいのですが、
遠くから見たときに、床との隙間(黄矢印)よりも小さいほうが美しいということで、
絶妙な隙間サイズになっています。
次に、畳屋さんのお仕事です。
畳の裏には、位置と向きが記されています。(南側西付)
生産者さんのお顔も見える、国産の安心の畳です。
置いて、踏んで、納まり具合を確認。
手鉤(てかぎ)と呼ばれる道具を使って畳を一度外し、
薄い紙を下に入れて、高さを調整します。
どんなに小さな段差でも、
「段差がある」と思うと足がすくみ、つまずきの原因になってしまうそうです。
安心してくつろげる、小上がり畳スペースが完成しました。
フロアにいたまま、ちょっと腰掛けるにもいい高さです。