工事の便利アイテム02-仮の樋
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
樋(とい)は、屋根の雨水を地上や下水に流す装置。
樋が傷んだとき、板金屋さんに直してもらいますが、
付近の壁なども修繕する場合、
樋の修繕は、その後の工程になります。
しかし、樋が傷んだり外れたりしていると、
地面から離れた所(つまり高い所)から水がバシャバシャと落ちてきます。
すると壁などの修繕をするときにも、水が暴れてしまい、作業がしづらくなります。
壁などに水が当たるのも避けたいところです。
そんなときに使われるのが、
ビニル製の、仮の樋。
筒状になっていて、樋にテープでとめて使います。
近くの樋とテープでつないでおくと、風にあおられることもありません。
これのおかげで、水は静かに、下まで流れていきます。
樋が直るまでの一時しのぎではありますが、
その果たす役目は大きいです。