古民家改修 報告08-電気屋さんとの打合せ

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

 

古民家改修。今日は電気図面を見ながら電気屋さんと打合せ。

 

「ここのコンセントは4口に増やしてください」「インターホン室内子機を廊下に移してください」と、お客さまの要望を伝えました。

 

そして、1階和室のエアコン位置について相談しました。

 

和室は周り三方を廊下と縁側に囲まれています。(改修前も改修後も)

 

改修前は、室内機と室外機をつなぐパイプが、和室と縁側の仕切りに付けられていました。

 

改修後のエアコン位置は、どうするべきか。

 

電気屋さんは、別の場所を提案されました。

 

和室の周り三方は廊下と縁側ですが、一方だけ、斜線の部分に耐震壁が入ります。ここがよいのでは?と。

 

 

奥は収納庫になるので、パイプが通っても目立ちません。

 

なるほどなあと思いました。

 

 

さて、エアコンの仕組みをよくわかっていなかったので、調べました。

 

エアコンと聞いてすぐに思い浮かぶ、これは室内機。

 

そして、室外機。

 

この二つがあって、エアコンの稼働は成立します。

 

室内機と室外機はパイプでつながっていて、そこを冷媒(れいばい)という液体(状態によっては気体)が、熱を持って行ったり来たりするのだそうです。

 

夏の冷房のとき何が起こっているのか、見てみます。

 

冷媒は「液体」から「気体」になるとき、熱を奪います。つまり、周囲は涼しくなります。打ち水をすると涼しくなるのは、この原理によります。

 

冷房のとき、室内機では、この「液体」から「気体」への変化(=圧縮)が起きます。

 

室内機の中で熱を奪った(=つまり熱を持った)冷媒は、パイプを通って室外機まで行きます。

 

室外機では、「気体」から「液体」の変化(=膨張)が起きます。

 

膨張のとき、冷媒は熱を放出します。つまり周囲は暖かくなります。その暖かい空気が屋外に排出され、膨張で生じた液体もホースで外へ排出されます。

 

暖房のときはこの逆で、室内機では膨張が、室外機では圧縮が起こります。

 

 

…と、書いていてようやくエアコンの仕組みを理解できました。