モデルハウス報告23‐気密測定~結果編~
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
先日の気密測定。
結果は、
C値=0.41~0.28 でした。
1を切っているので、良い数値といえます。
なぜ上記のような開きがあるのかというと、
条件を変えて測定したためです。
条件1:玄関ドア・勝手口の養生をしていない状態。また、床面積に小屋裏の空調室を含めていませんでした。
条件2:玄関ドア・勝手口の養生をした状態。床面積に小屋裏の空調室を含めました(本来、含めるべきものです)。
見にくいので結果を表にすると、この通りです。
隙間特性値(=n値)について。
まず、n値は、1から2の範囲にあるべきもので、この範囲外の場合、測定結果を採用することはできません。
そして、1に近い数値の場合、小さいな穴がちょこちょこある状態。2に近い場合、大きな隙間がある状態です。
n値は、どんな隙間があるかを示してくれるので、隙間を見つけて改善するのに役立ちます。
今回のように、工事の途中で測る「中間気密測定」では、まだ直しがきく状態。この時点で良い数値が出てひと安心です。
完成時の「完成気密測定」も、きちんとご報告させていただきます。