モデルハウス報告10‐土台据え

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

 

新築モデルハウス。

 

基礎工事が終わり、今日から木工事(もくこうじ)が始まりました。

 

木工事とは、木造建築の骨組をつくる工程。大工さんの登場です。

 

昨日のうちに、部長が直角出し(=直角を正確に測る)、大工さんが土台位置の墨出し(=正確な位置に印をつける)をしました。

 

 

基礎と土台をつなぐボルトの位置を、差金(さしがね)で正確に出す大工さん。

 

ボルトの通り道となる穴を空けているところ。

 

基礎と土台の間には、このような気密パッキンが入ります。

 

基礎部分に断熱材を入れ、隙間には発砲ウレタンを吹きます。こうして気密性・断熱性を高めます。

 

シロアリ対策のホウ酸散布。

 

そして、1階の床板張り。釘は空気圧で「プスン、プスン」と打たれました。速く、正確に。

 

これで今日の作業「土台据え」は終了です。

 

が、大工さんは、もうひと作業。完璧な養生をしてから、次の現場に向かわれました。

 

このあと柱や梁などの構造材が入り、家の最も高い位置にくる棟木(むなぎ)が取り付けられて、骨組が完成します。いわゆる上棟(じょうとう)です。

 

今日よりもハードかつ感動的な1日になるそうで、金曜日が待ち遠しいです。