土地はこれから高くなる?

土地はこれから高くなる?

 

2016年の土地公示価格が発表されました。

土地には4つの価格があるのです。

一般売買価格の90%が公示価格となります。

路線価は70~80%。

固定資産税評価額は60~70%です。

さて今年の地価変動率は・・というと・・

商業地ではバブル期のような上昇率になっています。

大阪の心斎橋では1.5倍近く上がりました。

利便性の高い都市中心部ではそんなケースが多くなりました。

何故このようなことが起こっているのかというと、日銀の大規模な金融緩和で、投資マネーが不動産に向いているからです。

その背景は訪日客の増加で、ホテルや店舗の需要が高まっていることと、世界の都心部と比べると割安感があり、海外資本が流入していることにあります。

では、住宅地ではどうでしょうか?

滋賀県ではマイナス0.5%で、8年連続の下落となりましたが、湖南地域の草津・守山・栗東・野洲は0.6%から1.3%上昇しました。

特色は、前年度より、上昇率が鈍化したことと、大津市が下落に転じたことです。

この数年、滋賀県は人口増加の恩恵を受け、湖南地域はわずかながら地価上昇が続いていましたが、人口増も終わり、アベノミクスも実効を果たせず、今後土地はさらに下がると思われていました。

しかし、昨日、国は民間資金を活用して不動産投資市場を2020年ごろに現在の2倍にあたる30兆円にすると発表しました。

私の予想ですが、このことで商業地はもちろん住宅地においても、人気の高い地域や、そうではなくとも特殊性の高いものは高騰するのではないかと考えます。

今のうちに投資物件を買おうかと考えておられる方はご相談ください。

 

伊藤