爆買いの訳

2016年3月2日 カテゴリー: -伊藤,ブログ
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近年世界経済の牽引役を果たしてきた中国。公称13億6千万人(実態は15億とも言われています)という世界最多の人口を誇る大国が、一時は10%、近年では下ったといえど7%以上の経済成長率を続けている国の様子はどうであるのか、とても興味がありました。

空港から上海市に向かうバスから見たものは、整然と並ぶ住宅地。敷地はいずれも100坪位。建物は洋風の3階建てでオシャレな外観です。知人でガイド役のP氏に「これは高級住宅地なんですね」と尋ねると、返ってきた答えは「いいえ、ここは田舎の住宅地なんです」。

次に目に映ったものは大規模な工場・マンション群でした。但し、これらはすべて建築途中なのですが、車も人影も全く見当たらないのです。全てが工事中止になり数年が過ぎているように見えました。おそらく再開される事は無く。

そして市内に到着。見上げる様な超高層ビル群。戸建は見当りません。全てがマンションと商業ビルです。

翌朝早く、ホテル周辺を散策すると、犬の散歩をしている人が結構います。戸建が無いのに何処で飼っているのだろうか?後から聞くとマンションの室内で飼っているとのことでした。

足をさらに伸ばして行くと、4~5階建ての低層ビル街が有りました。地元の商店街で不動産店も有り、さっそくリサーチすると、専有面積100㎡の3LDK、築年数10~15年で8000万、2000㎡の物件は2億円以上の値がついていました。日本の新築億ションを中国の方が買う理由がわかりました。

デパートに入ってみると、衣服は2倍。より円安でそれが更に有利になり、偽物が少ないとなれば、日本での爆買いが理解できます。マイナス成長期である我が国にとっては有難い現象なんですね。

ところでこのバス、パンタグラフのついている電バスなんです。レールが無いのに上の電線から外れずに走れるものなのでしょうか?誰か教えて下さい。


伊藤