栗東市 最新と伝統がとけあう 長期優良住宅 新築工事⑥土台据え~床下地

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

栗東市の、長期優良住宅 新築工事。

基礎の状態から、床下地を張るまでの過程をご紹介します。

基礎の天端に、土台を据える位置を示します。

基礎の上に土台が載り、基礎のない部分には鋼製束の上に大引(おおびき)が載る形です。

厚みの違う畳とフローリングの仕上がりを同じ高さにするため、

畳となる和室部分には今の時点で細工をします。

土台を据えるとき、基礎と土台の間にパッキンを置くのですが、

今回のお家は基礎で断熱をするので、

外部に接する部分には気密をとる(=空気が通らないようにする)ためのパッキンをはさみます。

パッキンにも種類がありますが、

今回使ったのは、こういう形状のものです。

輪っか状のゴムが内外に二本走っていて、その柔軟性により、基礎と土台の間の隙間をなくすことができます。

一方、内部と内部をつなぐ部分には、空気を通すためのパッキンをはさみます。

外周部分の基礎に断熱材を敷き詰めます。

断熱材同士の間や、断熱材と土台や配管スリーブとの間には、ウレタンフォームを吹いて隙間をなくします。

そして、24mmもの厚みがある床下地を張ります。

耐力をとる役目も担う構造用合板で、釘の種類やピッチにも指定があります。

これで、棟上げまでの準備は完了。

次回は棟上げと上棟式についてご報告します。