【大津・草津・栗東・近江八幡】家づくりのコストダウン03|部分2階建てより「総2階建て」!建築費を40〜50万円賢く下げる方法

滋賀県栗東市六地蔵1023で「いえのたね」を運営するベストハウスネクストの代表、吉本 智です。

後からお金で後悔しないための「賢いコストダウンテクニック30選」。

第3回目となる今回のテーマは、「建物は総2階(そうにかいだて)のシンプルな形にする」です。

間取りを打ち合わせしていると、「1階を広くして、2階は子ども部屋と寝室だけにしようかな」というご要望をよくいただきます。一見、コンパクトで無駄がないように感じられますよね。

ですが、建築実務の観点からお話しすると、1階の面積に対して2階が小さい「部分2階建て」は、1階と2階の面積が同じ「総2階建て」よりも建築コストが高くなってしまうのです。

私自身、過去のマイホーム建築で予算の組み立てに苦労した経験があります。これから大津市、草津市、栗東市、守山市、近江八幡市、湖南市、野洲市などで家づくりを計画される方へ、なぜ「総2階建て」が大きなコストダウンにつながるのか、その理由をお話しします。

1. 「屋根」と「基礎」の面積が減るのが最大の理由

なぜ「総2階建て」にすると安くなるのでしょうか?

家づくりの中で最もコスト(材料費と施工費)がかかる部材のひとつが、建物を支える「基礎(コンクリート)」と、雨風を防ぐ「屋根」です。

1階の面積が広く、2階が小さい「部分2階建て」にすると、家全体の「基礎の面積」と「下屋(1階部分にかかる屋根)の面積」が大きく広がってしまいます。

一方で、1階と2階の面積をきれいに揃えた「総2階建て」にすると、建築面積(建物を上から見た面積)がコンパクトになるため、基礎と屋根の工事費を最小限に抑えることができるのです。

建物の形状や規模にもよりますが、形状をすっきりと総2階にするだけで、およそ40万〜50万円のコストダウンにつながります。

2. 下地の加工と現場の手間を引き算できる

総2階建てのメリットは、屋根と基礎の面積を小さくすることだけではありません。

1階と2階の柱や壁の位置が上下でピッタリ揃うため、建物を支える構造材(柱や梁)に余計な補強をかける必要がなくなります。さらに、プレカット工場で加工された標準的な部材をそのまま現場で組み立てられるため、大工さんの手間や施工期間(工期)も短縮できます。

また、凹凸(出隅・入隅)をつくらないシンプルな外観に仕上げることで、雨漏りの原因になりやすい「屋根と外壁の接合部」が減り、前回のブログでお話しした通り将来の外壁・屋根のメンテナンス費用も大幅に抑えやすくなります。

3. 「耐震性能」と「敷地の有効活用」でも大きなメリット

構造の安全性の面から見ても、総2階建てのお家は1階と2階の重心が揃うため、地震の揺れエネルギーを地面へ逃がしやすく、構造的に非常に安定します。耐震等級3(許容応力度計算)を標準として確保する上でも、極めて理にかなった形状です。

さらに、滋賀県内の限られた敷地の中で土地を有効活用する際も、建築面積を小さく抑えられる「総2階建て」にすることで、お庭のスペースを広くとったり、駐車場を2〜3台分しっかり確保しやすくなるという嬉しい副産物もあります。

1階に必要な部屋と、2階で十分な部屋をしっかり整理し、きれいな「総2階」に落とし込む。この無理のない引き算の設計こそが、予算内で豊かに暮らす一番の近道です。

まとめ:よくある質問(Q&A)

滋賀で間取りづくりやコストダウンをご検討中の方へ、重要なポイントをQ&A形式でまとめました。

Q1. 「総2階建て」にすると、外観がのっぺりした真四角なデザインになりませんか?

A. 屋根の出し方(軒の出)や庇(ひさし)の配置、ガルバリウムや自然素材などの質感、窓の縦横ラインを揃える配置計画によって、シンプルで非常に洗練された意匠に仕上げることができます。無駄な凸凹が作らないからこそ、飽きのこない美しい佇まいになります。

Q2. 平屋や部分2階建てと比べてどれくらい建築費が変わりますか?

A. 同じ延床面積(室内全体の広さ)であれば、基礎や屋根の面積が小さくなる総2階建ての方が、部分2階建てや平屋よりもおよそ40万〜50万円、場合によってはそれ以上コストを抑えることができます。

  • 「自分たちの希望の間取り、総2階建てに無理なくまとめるアイデアを提案してほしい」
  • 「後から予算オーバーで困らない、賢いコストバランスの家づくりを相談したい」

そう思われた方は、いつでも栗東市六地蔵1023の「いえのたne(いえのたね)」へお越しください。私の過去の失敗談も含めて、あなたのご家族が30年先までお金で後悔しない住まいづくりを、お手伝いさせていただきます。

明日もまた、ここで。