【大津・草津・栗東・近江八幡】家づくりのコストダウン06|部屋の最大幅(スパン)は4m以内に!梁の木材費を約3〜5万円削る設計術

滋賀県栗東市六地蔵1023で「いえのたね」を運営するベストハウスネクストの代表、吉本 智です。

後からお金で後悔しないための「賢いコストダウンテクニック30選」。

第6回目となる今回のテーマは、「各部屋の最大スパンは4m以内にする」です。

私自身、自邸の資金計画で失敗した経験からお伝えします。

間取りを考える際、「できるだけ柱のない広い大空間をつくりたい!」と思われる方は多いですよね。

ですが、柱と柱の間隔(スパン)を無計画に広げてしまうと、見えない天井裏で使う木材がどんどん太くなり、建築費が余計にかかってしまいます。

これから大津市、草津市、栗東市、守山市、近江八幡市、湖南市、野洲市などで家づくりを計画される方へ、なぜ「スパン4m以内」がコストを抑えるポイントになるのか、その理由をお話しします。

1. 「スパン4m」を超えると木材(梁)が太くなり高くなる

「スパン」とは、建物を支える柱から柱、あるいは壁から壁までの距離(空間の幅)のことです。

一般的な木造住宅では、スパンを4m以内に抑えることで、製材所で大量生産されている「規格サイズ(標準寸法)の木材」をそのまま使うことができます。

もし、広さを優先してスパンを4m以上に広げてしまうと、上の階や屋根の重みを支えるために、天井裏にある「梁(はり)」という木材の厚み・幅を太くしなければならなくなります。

特注や高価な大型木材(または鉄骨補強など)が必要になるため、材料費が一気に高くなってしまうのです。

2. スパン4m以内に収めるだけで「約3〜5万円」のコストダウン

各部屋の最大スパンを4m以内に設計(引き算)すれば、標準的な規格の木材だけで頑丈に組むことができるため、およそ3万〜5万円のコストダウンになります。

「たった3万〜5万円?」と思われるかもしれません。

ですが、こうした「見えない構造の無駄」をひとつずつ引き算していく積み重ねこそが、最終的に何百万円という予算オーバーを防ぐ一番確実な方法なのです。

ちなみに、スパン4mという広さは、6畳間や8畳間はもちろん、一般的なリビングやダイニングを作る上でも十分すぎる広さです。無駄に部材を太くすることなく、広々と快適な空間をつくることができます。

3. スパンを抑えることは「耐震性」の向上にも直結する

構造の観点から見ても、柱や梁に無理な負荷がかからない「スパン4m以内」の設計は、地震に対して非常に強い構造になります。

無理な大空間をつくって太い梁を入れる(足し算)よりも、適度な位置に柱や耐震壁をバランスよく配置する方が、許容応力度計算による耐震等級3を確実に確保しやすくなります。

「構造の安全性を高めながら、部材のコストもしっかり抑える」。

これこそが、家族の命を守り、30年先までお金で後悔しない賢い家づくりの工夫です。

まとめ:よくある質問(Q&A)

滋賀で広いリビングやコストダウンをご検討中の方へ、重要なポイントをQ&A形式でまとめました。

Q1. スパンを4m以内に抑えると、20畳以上の広いLDKを作るのは無理ですか?

A. 全く問題ありません。20畳以上のLDKであっても、家具の配置や動線に合わせて途中に「見せ柱」や化粧梁、耐震格子などを自然に組み込むことで、スパンを4m以内に収めながら広々とした開放的な大空間をつくることができます。

Q2. 広い部屋をつくる際、木材を太くする以外にコストを抑える方法はありますか?

A. 空間を横に広げすぎず、縦方向(ウッドデッキや庭とのつながり、視線の抜け)を意識した間取り設計にすることで、スパンを広げなくても視覚的に広く感じられるお家をつくることができます。

「自分たちの希望のLDK、構造に無理なくコストを抑える間取りの工夫を知りたい」

「後から予算オーバーで困らない、安心の資金計画を相談したい」

そう思われた方は、いつでも栗東市六地蔵1023の「いえのたね」へお越しください。私の過去の失敗談も含めて、あなたのご家族が30年先までお金で後悔しない住まいづくりを、正直にお手伝いさせていただきます。