滋賀の梅雨を乗り切る!窓開けはNG?カビ・ダニを防ぐ「エアコン24時間運転」
良かれと思っている「梅雨の換気」、実は逆効果かも?
いよいよ本格的な梅雨の季節がやってきましたね。毎日ジメジメとした日が続くと、お家の中の「カビ」や「ダニ」がどうしても気になってくるものです。
「空気を入れ替えてスッキリしよう!」と、天気の悪い日や雨上がりに窓を大きく開けていませんか?
こんにちは。滋賀県栗東市六地蔵で「いえのたね」を運営するベストハウスネクストの吉本です。
実は、梅雨時期の窓開け換気は、良かれと思ってやっていても逆効果になっているケースがほとんどです。
今回は、どこで家を建てた方にとっても役に立つ、このジメジメ期を快適かつ健康に過ごすための「住まい方」をお話しします。
梅雨の「窓開け」はNG?エアコンの24時間稼働がおすすめな理由
結論から申し上げます。梅雨の時期、窓開けによる換気はおすすめしません。
外の空気は、私たちが想像している以上に大量の水分(湿気)を含んでいます。窓を開けるということは、その湿気をわざわざ室内に引き込んで、カビやダニに「どうぞ繁殖してください」と塩を送っているようなものなのです。
冷房とドライ、どっちが省エネ?「再熱除湿」の注意点
梅雨時期は窓をしっかりと閉め切り、エアコンを24時間稼働させることが最も効果的な対策になります。
寒さを感じない場合:「冷房運転」が最も省エネで部屋を冷やしながら除湿してくれます。
少し肌寒い、でもジメジメする場合:「ドライ(除湿)運転」が有効です。
ただし、中位機種以上のエアコンによくある「再熱除湿」機能には少し注意が必要です。これは空気を一度冷やして水分を絞り取ったあと、わざわざ温め直して部屋に戻す仕組みのため、通常の冷房よりも光熱費が高くなる場合があります。
それでも、市販の置き型除湿機を何台も回すよりは、エアコン1台の除湿能力のほうが圧倒的に省エネで、家全体の湿度を効率よく下げることができます。
ダニの温床に注意!布団は天日干しより「高温乾燥」の科学
湿度が60%を超える梅雨時期から9月末にかけては、ダニが爆発的に大量繁殖する最も危険な時期です。アレルギーや喘息の原因にもなるため、しっかりとした対策が必要です。
ここで知っておいてほしいのは、「洗濯や天日干し、布団用掃除機では、ダニを完全に殺しきることはできない」という事実です。
ダニの弱点は「60%以下の湿度」と「50℃以上の熱」
ダニを退治するための絶対条件は「熱」です。ダニは50℃なら20分程度、60℃なら一瞬で死滅します。天日干しでは布団の内部までこの温度に達しないため、ダニは裏側の涼しい方へ逃げてしまうのです。
布団乾燥機の活用: 週に一度は布団乾燥機をかけ、しっかりと熱を届けましょう。特に「枕」はフケや汗が溜まりやすくダニの聖域になりがちなので、枕も一緒に乾燥させるのがコツです。
ガス衣類乾燥機「乾太くん」: 以前ブログでもおすすめした、ベランダのない暮らしを支える「乾太くん」。これがあれば、シーツやカバー類をコインランドリーに行かずとも、自宅で一瞬にしてダニごと高温乾燥させることができます。
日々のちょっとした習慣でカビ・ダニを予防する3つのポイント
普段の掃除や洗濯の仕方を少し見直すだけでも、家の中の空気環境は劇的に変わります。
① 浴室のカビ対策:「月に1回の天井清掃」がすべて 浴室のカビを増やさない最大のポイントは「天井」です。カビの胞子は天井から降ってきます。床や壁をゴシゴシ拭くだけでは根本解決になりません。月に1回、柄付きのスポンジ等に消毒用アルコールやカビキラーを含ませて、天井を殺菌・拭き掃除するのが最も効果的です。
② 洗濯機周りの工夫:水分を溜め込まない 脱いだ衣類や使ったタオルなど、湿った状態のものを洗濯槽に入れっぱなしにするのはカビの温床です。回す直前までは洗濯かごに入れておき、洗濯機のフタは使っていない時は常に「全開」にして中を乾燥させてください。
③ フローリングの掃除:「往復8秒」のゆっくり掃除機 ダニのエサとなるホコリを減らすため、フローリングの掃除機がけにもコツがあります。ササッと動かすのではなく、フローリングの溝(目に沿って)、1メートルあたり「往復8秒」くらいのイメージでゆっくりと時間をかけて掃除機をかけると、奥に潜むダニやゴミをしっかり吸い取ることができます。
目指すは「室内の湿度60%以下」
梅雨時期を健康で快適に過ごすためのゴールは、「室内の湿度を常に60%以下に保つこと」です。
窓を閉め切ってエアコンを賢く24時間稼働させ、布団の高温乾燥でダニを撃退する。 前回のブログでお話しした「つくり込まない家」の余白のようなおおらかな暮らしも、こうした「基礎的な住まい方の知識(根拠)」があってこそ、より心地よく輝きます。
- 「うちのエアコンの設定、これで合ってる?」
- 「梅雨時でもカラッとした、素材の気持ちいい家を建てたい」
そんな疑問があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。

