家づくりは「生き物」。だからこそ、私たちは「棟上げ前」に全てを確定させます。
こんにちは。栗東の「いえのたね」こと、ベストハウスネクストの吉本智です。
現在、数組のお客様と家づくりの打ち合わせを並行して進めています。
間取りが決まり、契約を終え、いよいよ細かい建具や仕上げ材(クロスや床材など)を決めていく……。
実はこの時期が、家づくりで一番楽しく、そして一番「悩ましい」時期でもあります。
今日もお客様と打ち合わせをしていたのですが、
やはり
「実際に形が見えてくると、こっちの建具の方がいいな」
「仕上げをこう変えたいな」
「ユニットバスもやっぱりこっちがいい」
と、アイデアが次々と湧いてくるものです。
家づくりは「修正」の連続です
家づくりは、いわば「生き物」です。
打ち合わせを進める中で、時系列とともに要望が変わっていくのは当たり前のこと。
「当初の見積もり通りに一歩も譲りません!」なんて野暮なことは言いません。
建具の変更も、仕様の変更も、納得いくまで寄り添いたいと思っています。
ただ、ここで一つ、皆様に知っておいていただきたい「いえのたね」のルールがあります。
それは、【棟上げ(上棟)が始まる前に、全ての図面・仕様書・見積額を一度「確定」させる】ということです。
なぜ「リアルタイム」での更新が難しいのか
打ち合わせのたびに、その場で図面を引き直し、一円単位の見積書を書き換えてお渡しできれば理想的かもしれません。
しかし、現実はそう簡単ではありません。
建具一つ変えるだけでも、それに関連する枠の収まりや、職人さんの手配、材料の再発注など、見えないところで多くの項目が連動して動きます。
修正のたびに中途半端な書類をお渡ししてしまうと、かえって混乱を招き、「言った・言わない」のトラブルの元にもなりかねません。
だからこそ、私たちは「決めるべき時期に、一気に、正確に」整える方法をとっています。
「棟上げ前」という締切を作る理由
「いえのたね」では、現場が本格的に動き出す「棟上げ」の前に、
- 全ての設計図面
- 全ての仕様書(色や素材の詳細)
- これまでの変更を反映した最終的な増減見積書
これらを揃え、お客様と最終確認を行います。
「今の段階でいくら増えているんだろう?」という不安を抱えたまま現場を進めるのではなく、ここで一度、全てを「見える化」して確定させる。
これが、結果としてお客様に一番安心していただける方法だと確信しています。
最後に:分かっていただきたいこと
今、打ち合わせ中のお客様の中には、「見積もりがどう変わるのか早く知りたい」とヤキモキされている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、今はあえて「決めること」に集中させてください。
迷って、悩んで、一番良い答えを出しましょう。
その結果として生じる「増減」は、私たちが最後にまとめ上げます。
「適当な数字」ではなく、「納得する数字」で向き合いたいのです。
家づくりという長い旅の途中で、迷うことも、後戻りすることもあるでしょう。
けれど、最後には必ず「この家で良かった」と思えるゴールへ、私たちがしっかりナビゲートします。


