住まいの断熱 省エネ基準・断熱等級4でいいの?

おはようございます!

こんにちは!

こんばんは!

滋賀県で新築注文住宅の 家づくりや

中古リノベー ションをしている

ベストハウスネクスト/ (地域密着工務店) の吉本です!

 

 

これから新築を建てる方はもとより、性能向上リノベーションやリフォームする方にとっても断熱は大切ですよね。

そこで皆さんは「断熱等級4」というお話を聞いたことがありますでしょうか?

長期優良住宅や住宅性能表示制度などを取得するときる必要な断熱性能のレベルのことです。

(等級4」ともいいます。)

いままで断熱って法律では問われていない。。極端にいいますと断熱無しでも新築は建てられたのですが、2025年以降は全ての建物は断熱等級4をクリアーしないと新築できなくなりました。

実務者としては嬉しいコト。

なんせ いままで日本の家は寒すぎたから。

平成5年 1993年に新築した我が家。ホント寒いです。。。。。。 

ただ薪ストーブがあるので性能向上リノベしなくても暖かいからそのまま住んでます(苦笑)

窓は内窓施工したので随分と良くはなりました。

さて 私たちは断熱等級4 法律で確保しないければならない断熱性能よりも断熱材をマシマシ施工し断熱等級6以上 断熱等級7(6地域)を基準に仕様を決めさせて頂いております。

しかい 同業者さんからいまだに。。そんな断熱必要?って聞かれる場合があります。

2023年の今も・・・・・

「日本の住まいは夏をもって旨とする。」by 吉田兼好 徒然草の一説を引き合いに出して言われる方が結構イッパイおられます。

つまり、断熱施工は最低限でよくって それよりも家の価格をコストダウンしたら? ということでしょうか?

そんな誤解を解くためにちょっと日本の気温を調べてみたら。。。

 

 

図表1. 屋久杉が語る日本の気温推移
(出典:石谷ら、鹿児島県環境保健センター所報、第16号(2015)資料49~54頁)

 

吉田兼好さんがいた時代 1200年代 結構 温暖化していたんですね。

上の表は 屋久杉の年輪から温度を調べた結果がグラフに書いてあります。

丁度そのあたりに日本建築 特に貴族の方々は寝殿造りが建てられるようになり。。。

寝殿造りは壁がなく室内と室外を遮るものは蔀戸や引戸で風通しを重視していたような建物。

また 庭には池を設けてもしかしたら池の空気を室内に取り入れる。そんな工夫からも庭造りがされていたのかもしれません。

そんな時代を過ごした吉田さんですし、冬は木炭等で採暖して過ごしていたんだと 結構沢山の方がお話されています。

そして現代。

今年の夏も38度なんかも普通に聞くようになり、都市においては建物が密集しているから風も通りにくい。

そもそもエアコンという最高級の暖冷房機が安く手に入る時代ですからそれを使わない手はない。

エアコンを出来るだけ省エネで使うには 断熱施工と日射遮蔽をする。

30度を越える気温で窓を開けて過ごすことはまぁまぁ大変だし、ヘタすると熱中症にもなります。

よって ちゃんと断熱しましょうよ。

ということにもう10数年前から伝えてきたわけで。

技術もエネルギーも気温も住まい方も 平安時代ではありませんしね

 

 

 

 

滋賀県栗東市市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事のベストハウスネクストでした。

松尾設計室監修の住まいを建てています。

ベストハウスネクストは、ZEHビルダーです

滋賀県知事賞・建築士会会長賞を受賞しました。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

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