米原市 宿場町 古民家改修 報告08-壁 その3
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
米原市 柏原の古民家改修。

壁についての報告 その3です。
間仕切り壁。つまり部屋を区切る壁が、随所につくられました。
before

after

赤丸が同じ柱です。
左側の区切られた空間はファミリークローゼット、
右側は洗面脱衣所になります。
before

after

黄色の部分は、壁にくぼみ(「ニッチ」と言います)をつくって、収納スペースにします。
そのため、こちら側には胴縁(横向きの桟)が入っていません。
お客様の要望に沿って、こうした変化をつけることができます。
梁は、見せることも、

覆って見えなくすることもできます。

改修では、壁の間仕切りにおいても、
「もとからあるものを活かし、そこに可能な限りの自由をプラスする」ことになります。
新築ほどの自由度はありませんが、
人によっては、
「少し制限があるほうが決めやすい」
「より豊かな発想が生まれる」
ということもあるかもしれませんね。


