古民家改修 報告10-梁見せにするかどうか
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
古民家改修、お客さまからこんな質問がありました。
「1階天井は、梁を見せる仕上げにできますか?」
現在、解体が終わって、2階床板と梁が見えている状態です。
現在の改修案は、2階床板の下に桟を打ち、新しい天井板を張るというもの。
仕上がりがきれいで、工事の手間も最小限に抑えられますが、
お客さまがおっしゃるように、梁や2階床板が見える状態は、味わいたっぷり。開放感も演出できます。
ただ、現在のままでは、見た目に気になるところがあります。サンドペーパーをかけ、場合によっては塗装も必要となります。
また、黄色で囲んだ部分には壁を新たに入れなければなりません。
電気のケーブルが見えるという点にも注意が必要です。
…という様々な要素があり、
梁見せは簡単にできるものではありませんが、やはり魅力的ですし、
「少し考えます」と保留になったのは自然なことだと思います。
リフォームも選択の連続ですが、それもまた楽しいと思っていただけるとうれしいです。