モデルハウス報告25‐屋根葺き

こんにちは。現場監督見習いの えりです。

   

屋根葺き工事が始まっています。

 

上棟のとき、このようにアスファルトルーフィング(=防水のための下地シート)が張られました。

 

ここからは板金屋さんのお仕事です。

 

まず、もう一重、アスファルトルーフィングが張られます。

 

屋根の耐久性を高めるために、二重張りは有効なのだそうです。

 

そしてルーフィング二重の上に、ガルバリウム鋼板が張られます。

 

ガルバリウム鋼板とは、JIS規格の名称で「溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板」。耐食性(=錆びにくい)、耐熱性、熱反射性にすぐれた建材です。

 

そして、一口にガルバリウム鋼板といっても、耐食性をさらに高めたものや施工のしやすいものなど、さまざまな製品があります。

 

ガルバリウム鋼板を加工して、

 

はめて、

 

ビスを打って。

 

この繰り返しで、頑丈で耐久性にすぐれた屋根が仕上がっていきます。

 

なお、棟(=屋根のてっぺん)から軒先へ、縦方向に葺くことを立平葺き(たてひらぶき)といいます。

 

雨が流れるのを遮るものがなく、雨漏りがしにくい工法です。

 

材料にも工法にも、雨を凌ぐための工夫が凝らされていました。