栗東市 最新と伝統がとけあう 長期優良住宅 新築工事⑬内部の断熱
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
栗東市の、長期優良住宅 新築工事。
室内側の断熱施工をご紹介します。
外周の内部側の壁には、繊維状の断熱材を使用。今回は高性能グラスウールです。
間柱の間にぴったり納まるようにカットして入れていきます。
スペースより小さすぎるのは断熱欠損となるのでNG。
そして大きすぎてもNG。断熱性能の低下、結露の発生の要因となるからです。
最後に気密シートを張ります。
これは調湿するタイプのシート。
そのときの湿度によって、湿気を通したり通さなかったりするので、
冬の結露も夏の結露も防ぐことができます。
屋根部分は、吹き込み断熱。
準備段階として、大工さんが断熱材が入るスペースをつくり、
断熱屋さんが、指定通りの密度と厚さで高性能グラスウールを吹き込みます。
この後、壁と同様に気密シートを張ります。
これまでの記事でも、基礎断熱や外壁の付加断熱についてご紹介してきました。
断熱の工法も材料も様々です。
断熱する箇所、求められる性能、ご予算などにより使い分けます。
気になる方は、見積もりの段階で、工法や材料について根拠を確認するとよいと思います。