収納の奥行と場所
先日 築40年以上の中古住宅を購入 そしてリノベをされるご夫婦からの相談
既存の押入れの有効活用について お話ししていました。
間取りをゴソッと変えるので、中古住宅といっても収納を作ることは可能。
各部屋にたっぷりの収納スペースを確保できるのですが・・・
そこに何を収納するか。
それを考えておかないともったいないことになります。
収納は間口や容積で満足してはいけません。
何を入れたいのか? 考えてからでないと使い勝手の悪い収納スペースができてしまうかも。
収納したいものの奥行きはどのくらいですか?
今人気の玄関にクローゼット。
一般的な奥行きは60センチほどです。
コート・ランドセル・傘にベビーカーなどなど もし収納したいのであればそれ以上の奥行きがないと対応できませんよね。
本棚なども文庫本しか置く予定がないのに雑誌が置けるほどの奥行きがある本棚を設けても、手前の余った空間にホコリが溜まって掃除の手間が増えます。
悩んだことのない人は一般的な提言しかできません
家事をする機会が少ない人に掃除や片付けの悩みはわかりません。
そのため、たとえ資格を持つ人や新卒で住宅営業をされている方なども収納スペースについて一般的な提言しかできないことがあります。
良いアドバイスをもらうためには・・・・
とにかく今の収納に対する悩みを場所別に書き出すこと。
今のお住まいを一つ一つチェック。
- 玄関はどうなっていますか?
- 洗面所はどんなモノがあふれている?
- おトイレは?
- 廊下から部屋まで
- そしてキッチン リビング 寝室に押入れの中・・・・
時間を作って、メジャー片手に家の中の調査開始!
リノベはセルフビルドも楽しみの一つですね。