台風で瓦は飛ぶのか?
今日は早めに帰宅。
滋賀の湖南市ですが風が強くなってきました。
先ほど テレビで「最大風速は35M 屋根(瓦)が飛ぶかもしれませんので外出は控えて」というアナウンスをされていました。
さて 私たちで建てているお住まいですが、基本的には「ガイドライン工法」を順守して施工をしております。
ガイドライン工法とは・・・・
目次
平成12年、建設省(当時)は全国の自治体ごとに「基準風速」を決め、大型台風下の強風でも瓦が飛ばされない工事を実施するよう指示。
この「基準風速」に従って、安全な瓦屋根づくりの標準施工方法を示したのが「ガイドライン工法」になります。
ちょっと分かりづらいですが 湖南市地域の基準風速は34m/S
湖西地域は32m/sが基準風速になっています。
(湖西のほうがキツイメージがありましたがそうでもないんですね)
台風11号では最大35M
あれれ
オーバーしてるー
と心配されるかと思いますが、コレ どんな試験をしたかといいますとー
1サイクル 10秒程度 力を加え 150回繰り返します。
そして
1)瓦が浮き上がっていない。
2)ずれていない
この確認ができた工法が ガイドライン工法なのです。
また、基準の1.6倍まで力を加えた耐力も試験されています(参考値として)
湖南市の場合 34m/sですから瞬間的には
54mの風速にも耐えているわけなのです。
いかがでしょうか?
少しは安心してもらえたかと思います。
あ でも昔のお住まいとかはそんな基準がなかったのであくまでも 最近のお住まいでのお話です。
ですので 外出は控えたほうが安全なのでその点は よろしくです。