【大津・草津・栗東・近江八幡】オール電化時代だからこそ見直したい「火育」|家づくりで子どもの五感を育み、将来に備える方法

滋賀県栗東市六地蔵1023で「いえのたね」を運営するベストハウスネクストの代表、吉本 智です。

先日、家づくりのご相談にお越しいただいた1歳のお子様がいらっしゃるお客様と、「火育(ひいく)」についてお話しする機会がありました。

お客様から「火育などのクラシカルな教えを大切にしたい」というお言葉をいただき、家づくりを単なる「便利な箱づくり」ではなく「子育て・教育の場」として真剣に捉えていらっしゃる姿勢に、私も大変感銘を受けました。

これから大津市、草津市、栗東市、守山市、近江八幡市、湖南市、東近江市、野洲市などで家づくりと子育てをスタートされるご家族へ。 今回は、コストや間取りの話から少し離れ、「住まいを通じた火育」と、それに伴う「賢い将来への備え」についてお話ししたいと思います。

1. 現代の子どもたちから失われつつある「火育(ひいく)」とは

「火育」とは、ガス会社や薪ストーブメーカーなどが提唱している言葉で、「火に親しみ、火を学ぶことで、豊かな心と生きる力を育む」という教育活動のことです。

昔の家には、かまどがあり、石油ストーブがあり、お風呂を沸かす火がありました。 しかし現代の家づくりでは、安全性や利便性からIHクッキングヒーターやエアコンなどの普及(オール電化)が進み、家の中で「本物の炎」を見る機会が極端に減っています。

スイッチひとつで安全に温度調整ができるIHは確かに便利です。 しかしその反面、日常生活の中で火の特性を肌で感じる機会が失われつつあるのです。

2. 「火」が教えてくれる危険予測と豊かな感受性

火は、人間にとって一番根源的な存在です。 「火は暖かくて心地よいものだけれど、扱い方を間違えると火傷をする恐ろしくて危険なものだ」という感覚は、実際に見て、感じてみなければ分かりません。

ガスコンロの青い炎でお湯が沸く音や、その熱気。五感を使って「本物の火」をリアルに体験することは、子どもたちの好奇心を刺激するだけでなく、自ら危険を察知して回避する能力(危機回避能力)を育む立派な教育になります。

「危ないから火を一切遠ざける」のではなく、「正しく恐れ、正しく扱う方法を教える」ことが、本来のクラシカルな教えであり、子どもが自分の身を守るための大きな財産となります。

3. ガスコンロを選ぶと「乾太くん」がお得に導入できる

火育のためにガスコンロを選ぶことは、教育面だけでなく、毎日の家事をラクにする大きなメリットもあります。

現在、共働きの子育て世帯に絶大な人気を誇るのが、ガス衣類乾燥機の「乾太くん」です。 家をオール電化(IH)にして、乾太くんのため「だけ」にガス管を引き込む工事をすると、工事費が割高になってしまいます。 しかし、キッチンにガスコンロを採用すれば、ガス工事がまとめられるため、結果的に全体のコストダウン(乾太くんの導入費用の節約)につながるのです。

4. 15年後の変化を見据え「IH用の配線」だけ準備しておく

「でも、老後の安全性を考えると、一生ガスを使い続けるのは少し不安かも……」と思われる方もいらっしゃるでしょう。 実は、ずっとガスを使い続けなければならないわけではありません。

ガスコンロをはじめとする住宅設備は、およそ10年〜15年で寿命(故障)を迎えます。 その頃には、子どもたちも大きく成長し「火育」の役目を終えているでしょう。また、ご夫婦自身も年齢を重ね、「より安全な火を使わない生活」を望まれるかもしれません。そのタイミングで、安全なIHクッキングヒーターに買い替えれば良いのです。

新築時にガスコンロを選ぶ場合でも、壁の中に「将来のIH用の配線(200V電源)」だけをあらかじめ通しておく(先行配線しておく)ことを強くおすすめします。

新築時に数千円〜の追加費用で配線だけ準備しておけば、15年後にIHへ変更する際、壁や床を壊すような高額な電気工事費がかからず、スムーズかつ低コストで取り替えることができます。

子育て期は「火育」で豊かな感性を育み、ライフスタイルが変わる将来には安全なIHへと柔軟に移行する。 この「将来の変化を見越した準備」こそが、30年先までお金と暮らしで後悔しないための賢い家づくりです。

まとめ:火育と家づくりのQ&A

滋賀で子育てしやすい家づくりをご検討中の方へ、よくあるご質問をまとめました。

Q1. 火育に興味がありますが、ガスコンロのお手入れが大変ではないか心配です。

A. 最近のガスコンロ(ガラストップコンロなど)は、昔の五徳と違って凹凸が少なく、サッと拭き取れるように掃除のしやすさが飛躍的に進化しています。IHと比べても日常のお手入れの手間は大きく変わりませんので、安心してお選びいただけます。

Q2. IH用の先行配線をし忘れると、将来IHにする時にどれくらい費用がかかりますか?

A. 家の構造や分電盤(ブレーカー)の位置にもよりますが、後から壁や床下に隠して200Vの配線を這わせる工事は非常に難しく、数万円〜十数万円単位の追加工事費がかかることや、配線が室内に露出して見栄えが悪くなるリスクがあります。だからこそ、新築時の「配線だけの準備」が非常に重要です。

「自分たちの子育て観に合った、無理のない設備選びを提案してほしい」 「将来のメンテナンス費も見据えた、安心の資金計画について相談したい」

そう思われた方は、いつでも栗東市六地蔵1023の「いえのたね」へお越しください。あなたのご家族が30年先までお金で後悔せず、心豊かに子育てできる住まいづくりを、正直にお手伝いさせていただきます。