断熱リカバリーという選択肢
こんにちは。
いえのたね(ベストハウスネクスト)の吉本です。
2月ですが少し寒さが和らいで来ましたね。
でもまだまだ滋賀の冬は、比叡山や伊吹山からの風が冷たく、家の中の温度差に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
- 「新築したけど家が寒すぎる」
- 「昔ながらの家だから、断熱は諦めている」
そんな方に向けて、「断熱リカバリー(断熱改修)」のことをお知らせしたいと思います。
「断熱リカバリー」ってご存じですか?
断熱リカバリーとは、単なる「リフォーム」ではなく既存の建物の断熱欠損を特定して、新築時以上の、あるいは現代の厳しい基準(断熱等級6以上)にまで性能を引き上げる断熱工事のことをいいます。
「断熱施工マイスター」として、インスペクション等でこれまで多くの中古物件の断熱現場を見てきました。
結構新築でも断熱材が薄かったり中には落ちてしまったりしていることもあるんですよね。
なぜ、今「断熱リカバリー」が必要なのか
私たちが提唱するリカバリーには、3つの大きな柱があります。
健康の回復 ヒートショックのリスクを軽減し、結露によるカビ・ダニの発生を抑えます。
数値(UA値)に裏打ちされた暖かい住まいは、家族の健康を守る「薬」にもなります。
省エネと経済性 電気代が高騰する現代において、エネルギー効率を最大化することは家計の防衛策です。
無駄な熱を逃がさない家は、将来にわたるランニングコストを劇的に抑えます。
建物の資産価値を守る 適切な断熱・気密施工(C値の改善)を行うことで、構造体の腐朽を防ぎ、建物の寿命を延ばします。
これは、不動産開発・仲介に30年以上携わってきた私の視点からも、次世代へ住まいを繋ぐための「必須条件」と言えます。
築浅物件でも寒い。。。「見えない隙間」の正体
今の日本の家づくりは、カタログ上の「断熱材の厚み(UA値)」にはこだわりますが、現場での「気密(C値)」が疎かになりがちです。
その寒さの犯人は往々にして以下の場所に潜んでいます。
- コンセントボックスからの漏気: 壁の中で冷たい風が動き、コンセントから室内へ吹き出している。
- ユニットバスの基礎貫通部: お風呂の床下は、実は「外」とつながっているケースが多々あります。
- 天井断熱の気流止め不足: 断熱材がただ置いてあるだけで、端っこから冷気がジャブジャブ入っている。
これらは、いくらUA値を計算しても見えてこない「現場の欠損」です。
アルミ樹脂複合サッシの「落とし穴」
築数年の注文住宅で多いのが「アルミ樹脂複合サッシ」。
一見高性能に見えますが、実は室外側がアルミであるため、滋賀の厳しい冷気を通しやすく、ガラス面の結露やコールドドラフト(窓際で冷やされた空気が足元に流れ落ちる現象)を引き起こします。
「ペアガラスだから大丈夫」だと思っていた窓が、実は熱を逃がす最大の弱点になっていたりします。
断熱リカバリー」は、家を壊さない精密手術
築浅の家をリフォームするのは勇気とお金が必要です。
ただ断熱リカバリーは「大規模な解体」を必要としません。
- 床下・小屋裏からのアプローチ: 点検口から潜り込み、断熱材の隙間を埋め、気流止めを施します。
- 内窓の設置: 今ある窓の内側に樹脂サッシをプラスする。これだけで窓の断熱性能は劇的に跳ね上がります。
- ピンポイントの気密処理: レンジフードや配管周りの隙間を、プロの目で見極めて埋めていく。
隙間なくし断熱材を入れなおすことで数値(C値)も改善します。
そして本来持っている断熱材の能力を100%引き出します。
もしあなたが今、滋賀の冬の寒さに耐えながら「こんなはずじゃなかった」と思っているなら、その住まいは「断熱リカバリー」で必ず生まれ変わります。
「UA値・C値に嘘のない施工」を信念とする私たちが、最新の診断技術であなたの家の「寒さの原因」を特定します。
「築浅だから……」と我慢せず、まずは一度ご相談ください。
その一歩が、これからの数十年の暮らしを劇的に変えるはずです。

