【住宅ローンの真実】上場企業の社員さんでも「審査落ち」?諦める前に考えたいリスク
こんにちは。いえのたね(ベストハウスネクスト)の吉本です。
先日、家づくりを検討されていたお客様から、ショッキングな報告をいただきました。
住宅ローンの事前審査が「否決」されたのです。
理由は、3年前のクレジットカードの支払い忘れ。
ご本人もすっかり失念していたうっかりミスが、信用情報に影響していました。
「あと2年経たないとローンは組めない」と言われ、今回は家づくりを断念されることになりました。
さてこうなった場合「2年待つ」ということには、目に見えない巨大な損失リスクを被ることがあります。
順番に説明しましょう。
1. 「金利1%」の差が、数百万円の損失に
今、日本の金利は上昇局面にあります。
「2年待って信用が回復してから」と考えている間に、金利が1%上がってしまったらどうなるでしょうか。
【3,000万円を35年ローンで借りた場合のシミュレーション】
- 金利 0.5% の場合: 月々返済:約77,800円 / 総返済額:約3,270万円
- 金利 1.5%(+1%上昇)の場合: 月々返済:約91,800円 / 総返済額:約3,850万円
その差は、月々約14,000円。
総額ではなんと「約580万円」もの負担増になります。
2年待って過去のミスが消えたとしても、その代償として580万円余分に払うことになっては、何のために待ったのか分からなくなってしまいます。
ここにさらに「物価上昇」による建物価格の値上がりが加われば、損失はさらに膨らみます。
2. 「健康」という最大の審査項目
住宅ローンを組む際、避けて通れないのが「団体信用生命保険(団信)」への加入です。
今は健康体であっても、2年後に万が一、健康診断の結果に変化があったら……。
その時点で、たとえ信用情報が真っ白になっても、ローンが組めなくなるリスクがあります。
「健康」は、お金で買えない住宅ローンの参加資格なのです。
3. 心配な方は 自分で調べておきましょう。
CICという機関があります。CIC(シー・アイ・シー)は、がクレジットカードやローンを申し込んだ際の「支払い実績」や「契約内容」を記録している機関なんですね。

銀行は、審査の際にここを確認して「この人はちゃんとお金を返してくれるかな?」を判断します。
いわば、お金に関する「成績表」を管理している場所なんです。
自分でチェックできる「開示請求」
この成績表は、本人であればスマホや郵送で簡単に取り寄せることができます。
過去に延滞があるかも。。という方はぜひ調べてみてください。
最近はサブスクや携帯電話、ネットフリックスなど知らない間に数か月遅れたなんてこともありますからね。
ちなみに住宅ローンの審査に落ちる事象は・・・
返済日から61日以上または3ヶ月以上の遅れがあると「異動(いわゆるブラックリスト)」と記録されます。
この記録がある間(完済から5年間)は、ほとんどの銀行で即審査落ちとなります。
逆に うっかりで忘れて数日程度の遅れだと大丈夫な場合があります。
もし心当たりある方は お金の成績表 申請してみてくださいね。
確かネットからだと500円程度見ることができます。
「今できる最善」を一緒に探す
私たちが大切にしているのは、単に家を建てることではありません。
住む人が将来にわたって無理なく、安心して暮らせる仕組みを作ることです。
もし今、「過去のミスでローンが通らなかった」と一人で悩んでいる方がいたら、どうか諦める前に一度お話しを聞かせてください。
2年待つことのリスクを正しく理解した上で、「今、別の窓口で通せる可能性はないか」を一緒に探して見ます。
過去のうっかりミスで終わらせないために。 まずは相談に来てくださいね。

