「66項目」の問いかけ。私たちが間取りの希望を聞かない理由

こんにちは。いえのたねの吉本です。
前回のブログでは、契約を急がせる営業手法について触れました。

今回は、私たちがプランを提示するまでに、なぜ「2週間」というお時間をいただくのか、その中身についてお話しします。

私たちは、図面を引く前に「生活スタイルチェックシート(全66項目)」という、かなりボリュームのあるアンケートをお願いしています 。

部屋数よりも「人生観」を知る

普通の住宅会社なら「何LDKがいいですか?」と聞くところですが、私たちのシートは少し違います。

  • 家族の起床・就寝時間や、昼寝の有無
  • 好きな音楽、映画、作家、そして大切にしている言葉
  • 「一番大切にしている人」や「自分軸」といった価値観

これらは一見、間取りに関係なさそうに見えます。
しかし、例えば「自分軸」や「無理をしないこと」を大切にする方には、背伸びした豪華な設備よりも、家事動線が極限まで短い「余裕を生む設計」が必要かもしれません 。

時間を掛けるプランの正体

いただいた66項目の回答 と、皆様が「夢ノート」に綴った「洗濯〜収納を楽にしたい」「子供とボードゲームを楽しみたい」といった理想 。
これらをすべて読み込み、そのご家族独自の「暮らしの解像度」を極限まで高める作業に、私たちは時間を費やします。

既存のパターンに当てはめるなら1週間で十分です。
しかし、皆様の人生という「種」から、唯一無二の「芽」を出すためには、2週間という養生期間がどうしても必要なのです。

次回は、こうした丁寧な準備が、最終的にどう「失敗しない家づくり」に繋がるのかをまとめます。