50代からの家づくり、基礎の「継ぎ目」をなくして安心を一生モノに。

こんにちは。いえのたね(ベストハウスネクスト)の吉本です。

人生100年といわれている今日この頃。
50代からの建て替えを検討されている方が結構多くなってきました。
これからの30年、40年を安心して過ごすために、皆さんは家のどこに一番こだわりますか?
キッチンやリビングのデザインも大切ですが、ぜひ知っておいていただきたいのが、家を支える「基礎の作り方」です。

実は、一般的な住宅の基礎には、目に見えない「隙間」が存在することをご存知でしょうか。

一般的な基礎に潜む「弱点」とは

多くの住宅会社が採用している「べた基礎」は、通常2回に分けてコンクリートを流し込みます。
まず底面の板状の部分(耐圧盤)を打ち、数日後に立ち上がりの部分を打つ。
この時、1回目と2回目のコンクリートの間にどうしても「打ち継ぎ(継ぎ目)」ができてしまいます。

この継ぎ目は、実は大きなリスクを抱えています。

  1. 浸水のリスク: 外に水が溜まった際、この継ぎ目から床下にジワジワと水が侵入する原因になります。
  2. シロアリの侵入: シロアリはわずか0.6mmの隙間があれば侵入します。この継ぎ目が彼らの格好の通り道になるのです。

出展:https://i-icf.co.jp/thermo-shield/

ですので私たちはこの打ち継ぎ部分にシロアリと防水を兼ねた商品を施工したりしています。

「基礎一体打ち」が変える、住まいの耐久性

そこで継ぎ目のない基礎っていうのがあってご要望があれば施工しているのが、耐圧盤と立ち上がりを一度に流し込む「基礎一体打ち」という工法です。

出展:https://i-icf.co.jp/thermo-shield/

文字通り、継ぎ目のない「一つの大きな器」として基礎を作るため、物理的に隙間が存在しません。
これにより、以下のメリットが生まれます。

  • 驚異の防水・防蟻性能: 継ぎ目がないため、外からの浸水やシロアリの侵入をシャットアウトします。
  • 構造的な強さ: コンクリートが一体化しているため、2回に分けたものより強度が格段に上がります。地震や沈下に対する安心感が違います。
  • 冬の暖かさを逃さない: 断熱材と型枠を兼ねた「サーモシールド」【リンクを貼る】のようなシステムを使うことで、基礎そのものの断熱性能が向上します。以前お話しした「市販のエアコン1台で暮らせる家」を実現するための、最高の土台になります。

滋賀の「水のリスク」に、物理的な答えを

2013年の台風18号で、私たちの栗東市でも多くの床下浸水が発生したことは、前回のブログでお話ししました。
基礎そのものを「継ぎ目のない防水の器」にしておくことこそが、最も確実でメンテナンスフリーな備えになります。

50代からの家づくりは、見た目の豪華さよりも、こうした「あとで変えられない基礎の部分」にどれだけ誠実に向き合うかが、数十年後の幸福度を左右します。

これからの人生を託すにふさわしい、強い「箱」の作り方。
展示場ではあまり語られない、本当の基礎のお話をじっくりしてみませんか。