【50代からの実家相続】「古い実家を壊して平屋に建て替え」はちょっと待って!高台・擁壁のある土地で損をしない賢い選択肢
子育てが一段落し、ご自身も50代を迎えると、ふと頭をよぎるのが「ご両親の今後のこと」そして「実家の相続」についてではないでしょうか。
「親が遺してくれた大切な実家。古くなってきたから、将来は家を解体して、自分たちの老後に合わせた小さな平屋に建て替えようかな」
弊社にご相談に来られるお客様からも、このようなお声をよく耳にします。お住み慣れた土地で老後を過ごすのは素敵な選択に思えますが、実は「その土地の条件」によっては、思わぬ落とし穴が潜んでいることがあります。
今回は、近い将来に実家を相続するかもしれない50代の方に向けて、特に「道路より高い場所にある家(高台・擁壁・階段がある家)」の建て替えリスクと、資産を最大化する賢い選択肢について解説します。
落とし穴:「高台・擁壁のある土地」での建て替えはコスパが悪い?


もし、ご実家が道路よりも高い位置にあり、玄関まで階段を登るようなアプローチだったり、立派な石垣やコンクリートの壁(擁壁)で囲まれていたりする場合、安易な建て替え計画は危険です。理由は以下の2つです。
1. 莫大な「造成工事費用」がかかる
家を解体して新しく建てる際、古い擁壁をやり直したり、駐車場を作るために土を削ったりする工事(造成工事)が必要になるケースが多々あります。 建物の建築費とは別に、擁壁の解体・土の処分・新しい擁壁の設置だけで数百万円〜一千万円近い追加費用が発生することも珍しくありません。老後のための資金が、建物の見えない「土台」に消えてしまうのは非常にもったいないことです。
2. 老後の「身体への負担」は解消しきれない
50代の今は元気でも、60代、70代と年齢を重ねるにつれ、階段の昇り降りは膝や股関節への大きな負担になります。将来、車椅子が必要になった場合、高台の土地ではスロープを作るスペースが足りず、外出が困難になってしまうリスクがあります。
吉本がおすすめする解決策:解体せずに「そのまま売却」×「平坦地へ住み替え」
「それなら、実家はどうすればいいの?」とお悩みの方に、不動産と建築の両方を知るプロとしておすすめしたいのが、【実家はそのまま売却し、平坦な土地に住み替える】という戦略です。
古い家でも解体しないで!「現状有姿」での売却が有利な理由
築30年〜40年経っている実家でも、大手ハウスメーカー(積水ハウスやセキスイハイムなど)の鉄骨造など、構造がしっかりしている家はたくさんあります。 これをわざわざ数百万円かけて解体し、更地にして売る必要はありません。
実は今、若いファミリー層の間で「古い家を安く買って、自分好みにフルリノベーションする」というスタイルが大人気です。 また、シニア層にはつらい「高台の家」も、若い世代にとっては以下のようなメリットに変わります。
- 通行人の目線が気にならない(プライバシー性が高い)
- 日当たりや見晴らしが良い
- 水害などの災害リスクが低い
ご自身の親世代が遺してくれた家は、建物を解体せずに「そのままの姿(現状有姿)」で売りに出すことで、解体費用を浮かせつつ、最も高い価格で売却できる可能性が高いのです。
売却資金を元手に「バリアフリーの平屋」を手に入れる
実家が高く売却できれば、その資金を元手に新しいステップへ進むことができます。
【賢い住み替えのステップ】
- 実家をリノベーション素材としてそのまま高く売却する(解体費ゼロ!)
- 売却で得た資金で、階段や段差のない「平坦地」を購入する
- その土地に、老後を快適に過ごせる「コンパクトな平屋(1LDKなど)」を新築する
この方法であれば、無駄な造成工事にお金をかけることなく、段差のない完全バリアフリーの生活を手に入れることができます。駐車場や自転車置き場、将来の車椅子用スロープの設計も自由自在です。
また、「平坦地にある平屋」は、将来ご自身が施設に入居することになったり、お子様に資産として残したりする際にも、圧倒的に売りやすい(資産価値が高い)という大きなメリットがあります。
まとめ:親の想いを継ぎ、ご自身の老後を守るために
親御さんが遺してくださる実家には、たくさんの思い出が詰まっています。手放すことに寂しさを感じるかもしれません。 しかし、親御さんが一番に望んでいるのは、「あなた自身が将来怪我なく、経済的にも安心して豊かな老後を送ること」ではないでしょうか。
「実家をリフォームすべきか」「建て替えるべきか」「売却して住み替えるべきか」。 その土地のポテンシャルによって、正解はまったく異なります。
私たち いえのたね では、単なる家づくりだけでなく、「今の不動産の価値はいくらか?」「建て替えと住み替え、どちらがお客様の人生にとって得か?」という資金・資産のシミュレーションからご相談に乗っております。
「将来の実家をどうしようか…」と少しでもお考えの方は、ぜひお元気な今のうちから、お気軽にご相談ください。最適な「不動産戦略」を一緒に考えましょう。
店舗・対応エリア情報
- 運営: ベストハウスネクスト株式会社(ブランド名:いえのたね)
- 代表: 吉本 智
- 所在地: 滋賀県栗東市六地蔵1023
- 施工対応エリア: 大津市、草津市、栗東市、守山市、野洲市、湖南市、近江八幡市、東近江市 ほか滋賀県全域
- 特徴: 高気密高断熱や許容応力度計算による耐震等級3を標準とし、将来の金利・価格上昇に負けない「一生涯破綻しない資金計画と引き算の設計」をご提案しています。

