【大津・草津・栗東・近江八幡】日本建築学会が住宅の気密性能(C値)に新規準を発表!滋賀県で後悔しない家づくりの注意点と数値基準を解説

滋賀県栗東市六地蔵1023で「いえのたね」を運営するベストハウスネクスト代表の吉本です。日本建築学会が住宅の気密性能(C値)に関する新規準を発表しました。滋賀県(5〜7地域)の基準は2.0 ㎠/㎡以下(推奨1.0 ㎠/㎡以下)です。これから家を建てる方は、言葉だけの高気密に惑わされず、必ず「現場での実測C値」と「測定のタイミング」を確認しましょう。というわたくしは気密測定士でもあります。

気密性能(C値)に日本建築学会が新たな学術規準を策定した背景

住宅の隙間の多さを示す気密性能「C値(㎠/㎡)」は、1992年の省エネルギー基準で導入されたものの、2009年の基準改定時に国の基準から削除されてしまいました。

しかし、脱炭素化や省エネルギー、そして住まいの健康・快適性への関心が高まる現代において、隙間風(漏気)による熱損失を防ぎ、計画換気を正しく機能させるためには「高い気密性能」が不可欠です。

国による明確な基準が存在しなかった間、工務店ごとに「高気密」の根拠や目標値がバラバラで、言ったもの勝ちのような状態が続いていました。今回の発表は法的拘束力こそないものの、学術的な調査・実測結果に基づいた公式な指針が示されたという点で、これから家を建てる建て主様にとって非常に価値のある出来事です。

日本建築学会が示したC値の新基準(具体数値)

今回の規準では、地域の気候風土に応じたC値の基準値および推奨値が以下のように明記されました。

  • 1〜4地域(北海道・東北・一部寒冷地): 1.0 ㎠/㎡以下(推奨 0.5 ㎠/㎡以下)
  • 5〜7地域(滋賀県など温暖地): 2.0 ㎠/㎡以下(推奨 1.0 ㎠/㎡以下)
  • 8地域(沖縄など): 基準なし(計画換気の観点から2.0 ㎠/㎡以下が望ましい)
  • リフォーム・改修住宅: 2.0 ㎠/㎡以下

滋賀県(5〜7地域)における標準的な基準は「2.0 ㎠/㎡以下」と設定されましたが、快適な室内環境や光熱費削減を維持するためには、推奨値である「1.0 ㎠/㎡以下」、できればさらに高性能な「0.7 ㎠/㎡以下」を目指すのが実務上のリアルな安全ラインです。

これから家を建てる人が失敗しないための「3つの注意点」

国土交通省は過去にも日本建築学会からの答申をもとに制度化を進めてきた経緯があるため、2028年〜2030年に向けて、このC値基準が国によって義務化・義務基準化される可能性が十分にあります。これから新築・改修を行う方は、次の3点に注意してください。

1. 「高気密住宅です」という営業言葉だけで判断しない

C値は計算上で算出できる断熱性能(UA値)と異なり、「施工現場での実測」でしか証明できません。モデルハウスやカタログで高気密を謳っていても、自社で全棟気密測定を行っているか、その測定実績値がどれくらいかを確認することが必須です。

2. 気密測定は「中間」と「完成」の2回行っているか確認する

工事が完了してからでは、どこから隙間風が漏れているかを特定して補修することが困難になります。構造体が出来上がったタイミングの「中間測定」で不備がないかをチェックし、仕上げ後の「完成時測定」で最終数値を証明する2段階の測定を行っている工務店を選びましょう。といいつつ弊社は完成時1度です。理由は新築の場合1.0以下がお約束で今までの実績、それとコスト削減から1度にしております。

3. 「数値のごまかし」を見抜く知識を持つ

現場の測定方法によっては、一時的に目張りを増やして数値を良く見せかけるような施工手法が存在することも事実です。数値そのものだけでなく、気密シートやコンセントボックス周り、配管貫通部の処理など、丁寧な現場施工の手間をかけているかどうかがプロのチェックポイントです。

まとめ:よくある質問(Q&A)

滋賀で気密性能や家づくりをご検討中の方へ、重要なポイントをQ&A形式でまとめました。

Q1. 滋賀県で家を建てる場合、C値はどれくらいを目指せば良いですか?

A. 建築学会の標準基準は「2.0 ㎠/㎡以下」ですが、結露を防ぎ冷暖房効率を最大化するためには、推奨値である「1.0 ㎠/㎡以下」、可能であれば「0.5 ㎠/㎡以下」を目指すことを強くおすすめします。

Q2. 気密性能(C値)が悪いと、家にはどんな影響が出ますか?

A. 隙間が多いと、せっかく冷暖房した空気が逃げて光熱費が高くなるだけでなく、壁の中で結露(壁体内結露)が発生して構造躯体が腐りやすくなります。また、24時間換気システムが空気を上手く吸い上げられず、室内の空気が淀む原因になります。

「自分たちの建てる家が、しっかり気密性能を出せる施工体制になっているか確認したい」 「将来の法改正や性能基準の義務化で価値が下がらない、安心の家づくりを相談したい」

そう思われた方は、いつでも栗東市六地蔵1023の「いえのたね」へお越しください。あなたのご家族が30年先までお金と耐久性で後悔しない住まいづくりを、正直にお手伝いさせていただきます。

明日もまた、ここで。