中古住宅の買い方ガイド|内覧から買付・値段交渉・ローン申込までの正しい手順
現在、私たちが販売している中古住宅に、興味を持っていただいているお客様がおられます。このお家は18年前に私たちが建築したお家。気に入っていただけるのは、つくり手としてありがたいことです。
ただ、注文住宅でも中古住宅でも、いざ「このお家を買おう!」と決まったとき、その後にどんな手続きが待っているのか、初めての方には分かりにくいものですよね。
- 「気に入った後は、まず何をすればいいの?」
- 「値段の交渉って、どのタイミングで、どうやってやるんだろう?」
こんにちは。滋賀県栗東市六地蔵で「いえのたね」を運営するベストハウスネクストの吉本です。
えーとですね、不動産の購入手続きというのは、一見するとややこしい専門用語ばかりで難しく感じられますが、実はやるべき順番はとてもシンプルです。今回は、中古住宅を内覧してから、実際に購入して融資(住宅ローン)を申し込むまでの「正しい流れ」について、実務の視点から分かりやすく仕分けしてお話しします。
ステップ1:物件内覧(まずは現実をしっかり見る)
すべての始まりは「内覧(物件を見ること)」です。写真や図面だけでは分からない、部屋の明るさ、風の通り方、近隣の雰囲気、そして何より「建物の本当の状態」を自分の目で確かめます。
ここで大切なのは、目に見える内装の綺麗さだけに惑わされないことです。 雨漏りの跡がないか、床の傾きはないか、将来的にどれくらいのリフォーム費用がかかりそうかなど、予算に関わる現実的な数字を計算しながら一緒にチェックします。
ステップ2:買付証明を出す(購入の意思表示)
内覧をして、「この家 興味がある!購入を検討したいい!」と心が決まったら、次に行うのが「買付証明書(購入申込書)」の提出です。
これは「私はこの物件を、この条件で買います」という意思を、売主様に対して正式に書類で伝える手続きです。まだ正式な契約ではありませんが、この書類を提出することで、売主様との本格的な交渉の打合せがスタートします。人気のある物件の場合、この買付証明書を提出した順番(先着順)で交渉権が決まることが多いため、決断したらスピード感を持って動くのが鉄則です。
ステップ3:値段交渉(根拠のあるお話し合い)
買付証明書を出すタイミングで、同時に行うのが「値段交渉(指値・さしね)」です。
当然ですが、ただ単に「安くしてください」と感情的に伝えるだけでは、売主様も良い気持ちはしませんし、交渉はまとまりません。 大切なのは、ステップ1の内覧で見極めた「根拠のある数字」を提示することです。
「住むために外壁の塗り替えや防水工事で〇〇万円かかるので、その分を少し考慮していただけないでしょうか」といったように、実務的なリフォーム費用や相場を踏まえて、お互いが納得できる落としどころを正直に話し合います。売主様との間で価格と条件がピタッと合意できれば、いよいよ契約へと進みます。
ステップ4:融資申し込み(事前審査から本申し込みへ)
購入する金額がカチッと固まったら、最後の関門である「融資(住宅ローン)の申し込み」です。
通常は、買付証明を出す前後で銀行に「事前審査(仮審査)」を通しておき、「この金額なら銀行がお金を貸してくれる」という確証を得た上で、売買契約を結びます。その後、正式に「本申し込み」の手続きへと進んでいきます。
以前のブログでもお話しした通り、この段階で慌てないためには、家探しのスタート時点で「自分たちは一体いくら借りられて、月々いくらなら無理なく返せるのか」という明確なお金の物差し(資金計画)をはじめに作っておくことが絶対条件になります。安全な予算の土台があってこそ、最後のローン手続きまで身軽に、安心して進めることができるわけです。
まとめ:一つひとつのステップを、丁寧に仕分けしていけば怖くない
中古住宅の購入は、内覧から始まって融資の実行まで、いくつもの書類や手続きが連続して動いていきます。初めての方が不安になるのは当然のことです。
だからこそ、私たちはただ物件を紹介して終わりにするのではなく、内覧時のコンディションチェックから、買付のタイミング、値段交渉の根拠づくり、そして融資の窓口まで、すべてのプロセスであなたの隣に立って一緒に伴走します。
- 「今、気になっている中古物件があるけれど、建物の状態を見てほしい」
- 「自分たちの予算に合わせた、失敗しない中古購入のスケジュールを教えてほしい」
そう思われた方は、いつでも栗東市六地蔵の「いえのたね」へお越しください。お力になります。

