大津で始まる「断熱リカバリー」。あきさん×湊さんの動画に学ぶ、壁の中の“断熱欠損”の恐怖。
こんにちは。栗東の「いえのたね」こと、ベストハウスネクストの吉本智です。
最近、YouTubeで家づくりを勉強されている方の間で、非常に注目されている動画があります。
実務者の間でも信頼の厚い「あきさん」と、高気密高断熱のスペシャリスト「湊さん」のコラボ動画です。
▼ぜひ、まずはこちらをご覧になってみてください。
【新しい住宅を快適に!断熱リカバリーの世界】新築なのに寒い!暑い!のお悩みを解決する新しいソリューションです
この動画では、一見しっかり断熱されているように見える家でも、実は壁の中でとんでもない「断熱欠損」が起きているという衝撃的な事実が語られています。
実は、私が4月から大津市で着手する「断熱リカバリー」の案件も、この動画で語られている内容と驚くほど共通点がありました。
「入っている」と「効いている」は別物です
大津の現場を事前調査して分かったこと。
それは、断熱材(グラスウールやボード状の素材)自体は存在しているのに、全く「断熱」の役目を果たせていないという現実です。


調査した時の大津の床下断熱の施工 隙間があるのわかります?
動画でも厳しく指摘されていましたが、一番の問題は「隙間」です。
例えば、コンセントボックスの周り、柱と断熱材のわずかな隙間、そして2×4工法や在来工法特有の入り組んだ構造部分。
ここに隙間があると、そこから冷たい外気がスルスルと壁の中に侵入します。
断熱材の裏側に冷気が回り込んでしまえば、どんなに高性能な断熱材を使っていても、それは「ただの板」と同じ。
むしろ、壁の中で結露を引き起こし、家の寿命を縮める原因にすらなりかねません。
大津の現場で私が目にした「動画そのままの光景」
今回の大津の案件でも、壁や床下の調査を進める中で、動画で語られていたような「断熱の穴」がいくつも見つかりました。
- 角の部分に断熱材が届いておらず、外の冷気が筒抜け
- 配管周りがスカスカで、そこから冷風が噴き出している
- 断熱材が重力でズレ落ち、上部に巨大な無断熱ゾーンができている
これでは、冬に暖房をいくら回しても「足元が冷える」「暖まらない」のは当然です。
施主様が長年感じていた「寒さ」の正体は、まさにこの目に見えない「断熱欠損」にありました。
私たちが「リカバリー」でやること
4月からの工事では、これらの欠損を一つひとつ丁寧に、文字通り「リカバリー(回復)」していきます。
先日ご紹介した「現場吹付断熱材」の出番もここです。
板状の断熱材では埋めきれない複雑な隙間を、発泡する力でギュギュッと密着させて塞ぐ。
あきさんや湊さんが動画で伝えている「気密と断熱の連続性」を、現場で具現化するのが私たちの仕事です。
最後に:あなたの家は大丈夫ですか?
- 「うちは有名メーカーで建てたから大丈夫」
- 「リフォームしたばかりだから大丈夫」
そう思っている方にこそ、一度この現実を知っていただきたい。
断熱は、素材の名前だけで選ぶものではありません。
「いかに隙間なく、連続して家を包み込むか」。
その施工品質こそが全てです。
大津の現場の様子は、工事が始まり次第、またこのブログでリアルタイムにお伝えしていきます。
「本当の断熱とは何か」を、ぜひその目で確かめてください。


