中古住宅を買って性能向上リノベを行う流れ

 

中古住宅を買って リノベご希望の方へ。

どのような流れで進んでいくのか? 参考までにブログでアップしておきますね。

よかったらどうぞーー

 

今回の前提条件は不動産買付証明(購入意思)を表明してからのお話です。

 

 

■ 中古住宅購入+リフォーム+銀行ローンの流れ


★買付証明書(購入申込書)の受領

購入される方から提出します。

そして 価格・条件交渉 これも大切ですよね。

売主さんの状況を調べてどのくらい価格交渉できそうか? 仲介される不動産屋さんからニュアンスを聞き出します。

そして希望価格を提示するのですがその時に、 リフォームを前提としている旨を売主に伝えます。

 

 

★金融機関へ相談(リフォームローンを含む住宅ローン)


「中古+リフォーム一体型ローン(フラット35リノベ、リフォーム一体ローンなど)」がある金融機関と相談します。

最近はネット銀行が多くなってきました。滋賀や京都銀行や信用金庫等 ネットでなく面談して相談できる銀行もあります。

できたら2行以上 相談することお勧めします。 表面金利だけでなくほかのサービスなんかもあったりしますので。

あればリフォームプラン(概算)を持参して事前審査を申請します。

📌ポイント:

金融機関により「リフォーム業者の見積書」が審査時に必要な場合があるのでその都度 ご相談ください。

中古住宅の決済とあと多工事完了するまでお金が下りない(契約金や中間金等が出ない)ローンがあるので要注意ですね。

★事前審査申込みすると・・・
「購入物件」「買主の属性」「リフォーム内容」などをもとに金融機関が審査します。

大体 7日 営業日程度で結果が出てきますので少しお待ちを。

 

★ 売買契約締結(手付金支払い)
ローンが通ったら住宅ローン特約付きで契約します。

売主さんには「リフォーム前提でローン審査がある」と説明し、本審査には時間がかかるので了解もらいます。

📌重要:

ローン特約期間は長めに。 (3~4週間以上)に設定するのが安心ですが売主さんにとっては心配なので十分ご相談ください。

★ リフォーム工事内容の確定・見積書取得
この間に詳細な見積書と工事内容を決めていきます。

スムーズに進めるためまずは概略でもいいので、どんな素材を使いたいのか? 自然素材や機能性素材などイメージします。

また補助金を狙うのであれば、断熱等級や耐震診断なんかも必要になるので見積もりに時間がかかります。

ただし、突き詰めていると時間がかかるので概ね性能や素材が共有出来たら概算で見積もりを行い本審査用で見積もりを提出します。

★住宅ローン本審査 → 融資承認
売買契約書・リフォーム見積書・重要事項説明書などを提出し融資承認へ。

本審査には2週間程度かかります。

 

★金銭消費貸借契約(借入契約)
無事 審査が通ったら 金融機関と正式にローン契約を結びます。

この聞きなれない「金銭消費貸借契約(借入契約)」は決済前の10営業日以上前には済ませておかないといけません。

日程は銀行との相談になります。契約は平日の日中に設定される場合が多々あるので事前に事前に事前に 相談することです。

 

★ 残代金決済・引渡し
登記、融資実行、所有権移転、鍵の受領など

通常、司法書士が立会い行います。諸経費も事前にどのくらい必要か? 把握しておき現金がいるのか?ローンに組み込まれるのか? 把握してください。

📌注意:

リフォーム一体型ローンの場合、リフォーム工事費の支払先もこの時点で金融機関から直接業者へ支払うケースもありがその点も注意ですね。

★リフォーム工事着工
決済後 工事開始です。ただ建築確認申請等が必要な場合もあるので工事開始まで1~2か月程度時間がかかる場合もあります。

工期は内容によります。性能向上リノベの場合は5か月以上かかるときもありました。

工事中には現地での立会いや追加工事の相談なども行っていきます。

★リフォーム完了・入居・精算。
物件引渡し・工事の完了確認に電気ガス水道等のインフラの契約。

補助金申請がある場合は完成後に申請 降りてくるまで1~2か月かかります。

 

いかがでしょう。

 

こうやってみると初めてのコトなので大変そうですが一緒に頑張っていきましょうー

 

 

 

 

 

 

家づくりを天職に、この業界に入って30年以上たちました。

滋賀県栗東市六地蔵に築50年以上の民家を性能向上リノベ・ショールーム開設!

松尾設計室監修 床下と小屋裏エアコンを施工。C値は0.1以下を達成。

過去に担当した住まいが知事賞や建築士会長賞を受賞。

失敗しない住まい計画をアドバイス。

 

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