太陽光パネルの生産に人権問題はまだあるの? 

太陽光発電について ほとんどが中国産のパネルになっています。

スマホや身近なモノもメイドインチャイナですよね。

 

太陽光パネルについてはかなり安価になってきているのでありがたいのですが、エネルギーと同じでお金が外国に流れて行ってしまってこれもまた問題になっていたりします。

どんな問題化といいますと。。。

国内産業の空洞化

雇用の減少

技術蓄積ができない

エネルギーの安全保障

貿易収益の悪化 などなど

詳しくはグーグルさんに聞いてくださいね。

 

少し前まで日本製が世界シェア1番だったのが今は風前のともしび。。。

 

さて

 

表題の人権問題。

新疆ウイグル自治区という地域があって 少数民族が強制労働させられている可能性があると指摘されているんですね。

こんな漫画も話題になっていました。

 

 

 

かなり ヤバいです。。。。 すごいな中国。。。

太陽光パネルの主原料であるポリシリコンの世界生産の約35~45%が新疆ウイグル自治区で生産されているそうで、中国全体では、世界のポリシリコン供給の約90%を占めているため、ウイグル産の比率も極めて高いのが現状です。

 

そこで アメリカでは2021年に新疆産のポリシリコンを使用した製品の輸入を禁止(ウイグル強制労働防止法/UFLPA)。

欧州連合(EU)もサプライチェーンの透明性と強制労働排除に関する規制を強化中。

わが日本は特に制限なし。。。 む~ん。

ですのでかなりの確率でウイグル産の原料をつかっているといわれています。

 

私たちもこの話を知ってからみなさんにはお伝えしてきて 100%そのような問題がないメーカー マキシオンの代理店にはなりましたが1.5倍程度高くなるので中々普及してません。

 

ただし メーカーさんも頑張っておられて 京セラやパナソニック、長州産業などは「トレーサビリティ対応中」または「新疆非依存」への検討を表明していますし、多くの企業が欧米の規制を意識して、新疆ウイグル自治区産ポリシリコンを避ける方向へ調達をシフトしていくそうです。

 

外国のメーカーさんも対応中でたとえば Qセルズさんは中国にあった工場を閉鎖。 カナディアンソーラーさんも「強制労働・児童労働を強く非難し、サプライチェーンにそれらが存在しないことを確認している」と発表されました。

 

7月に設置する平屋の家の商品はカナディアンソーラーさんの商品です。

 

私たちに出来ることはメーカーさんに対して 声を上げること。

私も 先日 京セラさんに「中国産ですか? 中国産であればれば人権問題は把握されて対策されてますか?」とメールしました。

答えは「守秘義務で答えられない」との返事。でも担当者さんにはお客様の声として届いていますのであとは数の問題。

皆さんも国内メーカーさんにはこのような質問 投げかけてもらえたらなっと思います。

 

まとめですが、太陽光パネルの人権問題は解決しているとは言えません。ただメーカーさんは対応されているところが多い、。という感じです。

 

ご参考に。。。

 

 

 

 

 

 

家づくりを天職に、この業界に入って30年以上たちました。

滋賀県栗東市六地蔵に築50年以上の民家を性能向上リノベ・ショールーム開設!

松尾設計室監修 床下と小屋裏エアコンを施工。C値は0.1以下を達成。

過去に担当した住まいが知事賞や建築士会長賞を受賞。

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