制振ダンパー 平屋の新築の耐震等級3 木造住宅に必要か?

 

平屋の新築をご検討の方から 制振ダンパーを検討したいとご要望がありました。

 

さて

制振ダンパーですが耐震等級3の木造住宅の平屋でも効果はあります。

ちょっと過剰設備?かと思いますがむしろ意味があるというスタンスであります。

 

理由はいくつかあって。。。。

 

1)耐震でがっちりした構造でも、大地震では微・小変形が繰り返され構造部材や内装にダメージが蓄積します。制震装置はその微変形幅を半減させ、損傷リスクを低減する役割があります

2)構造の備えとして 耐震等級3はあくまで“壊れにくさ”を担保しますが、制震は“損傷しにくさ”に主眼を置いています。平屋といえども、大地震が何度も起きる環境では内装や構造へのダメージを抑えるために制震が有効です。

 

ただしーー

費用は上がるのでご注意を。

例えばevoltzで約60万円程度 装置だけでもかかってきます。

 

ですのでご自身の予算と取らし合わせて


費用対効果・・・・制震装置導入の費用増が、ご自身のライフプランや資産保全に見合うか検討してみるのがいいかなっと思います。

 

勿論 平屋で耐震等級3ですから 基本はちゃんと押させていますので安心して下さい。

 

がっつり 耐震等級3の基礎です。

 

 

 

家づくりを天職に、この業界に入って30年以上たちました。

滋賀県栗東市六地蔵に築50年以上の民家を性能向上リノベ・ショールーム開設!

松尾設計室監修 床下と小屋裏エアコンを施工。C値は0.1以下を達成。

過去に担当した住まいが知事賞や建築士会長賞を受賞。

失敗しない住まい計画をアドバイス。

 

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