弁柄の補修をDIYで
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
弁柄(べんがら)は、古代より用いられてきた、赤茶色の顔料です。
柱や鴨居(かもい)、格子戸(こうしど)などに塗布すると、
防腐・防虫効果が得られます。
そして、空間が高貴な印象に。
明るい色ですが、落ち着きも演出できるから不思議です。
ただ、年数を経ると、どうしても色が薄くなってきます。
プロの方に塗り直しを依頼してもいいのですが、
DIYで何とかしたいという方もいらっしゃるかと思います。
粉のタイプは、水の量の調整がむずかしいのですが、
液体タイプなら、そのまま使えます。
色のバリエーションも豊富。
缶からバケツに必要量をとり、
刷毛やスポンジ、タオルなどで塗布します。
コツは、「少し付けて、伸ばす」こと。
before
after
色の薄れが気になってきたら、
何かしら、お手入れされるとよいと思います。