守山市 こだわりの新築平屋 報告23-左官
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
守山市の、平屋の新築工事。
左官屋さんのお仕事も、いろいろあります。
まず、給湯器の架台。
給湯器は、お湯が満タンになったとき400kgを超える重さになるので、
それに耐えうる架台が必要です。
勝手口の踏み台
玄関ポーチ
今回はモルタル仕上げですが、タイルやレンガで仕上げることも可能です。
屋内の玄関土間スペースは、こんな仕上がりです。
約8㎡の広さですが、
周囲などに入ったアクセントが、効いています。
このアクセントには、見栄えをよくする他にも重要な役割があります。
モルタルは乾くときに縮む性質があるので、
この線の部分で、あえてひび割れを起こすという、
誘発目地(ゆうはつめじ)の役割です。
この目地を入れることを、「シビを切る」と言います。
施工模様です。
乾く前のモルタルに手を入れるので、足場板の上で作業をします。
赤矢印の棒は、壁との平行をとるもの。
中央が出っ張ったコテを使い、黄矢印の線(=誘発目地)を入れていきます。
玄関やポーチで、こういう目地をよく見かけますが、
こんなふうに作られているのですね。