古くて新しい耐震の考え方

来月 滋賀県湖南市で棟上げ予定の新築住宅

長年、京都の町屋建築を先導されてきた元京町屋作事組のKさんが設計監理をされます。

昨日も事務所で今後の打ち合わせを行っておりましたが、非常に共感するばかりで。

例えば耐震の考え方。

今回 新築なのですが耐震でよく言われている筋交いは有りません。

漆喰の塗り壁で仕上げるのですが、それだけなんです。

いわゆる京町屋的耐震構造?

モチロン 現在の耐震基準を満たし 建築確認申請も降りております。

ほかにもここでは書けない秘策が沢山あったり。

そうですねー イメージは「柳に雪折れなし」という感じでしょうか。

しなやかな柳の枝は、雪が降ってもその重みに耐えて折れることがない。対して、堅い木は雪の重みで枝が折れることもある。
そこから、柔軟なもののほうが剛直なものよりも、かえって耐える力が強いことをいう。

故事ことわざ辞典より

設計者のKさんは、工務店数社と面談し最後、私たちを選んでいただきました。

期待に応えるよう全力で工事していきます。