古民家のリフォームから思うこと
古民家リフォームはいつも勉強になります。
築60年くらいでまだ古民家って言っていいのかどうなのか? 悩むところのお住まいに寝室を何とかしたいと依頼がありお伺いしてきました。
昔ながらの階段があって勾配・高さ・幅・それに部材の側板・踏板などなど 見た目のバランスがいいのでちょっと図って写真でパチリ。
記録しておくと後々、生かせられますからね。
尊敬する設計士さんも弟子のころは、ちょっとした収まり・木材の刻み・建具などなどスケッチしまくっていたそうです。
先日お話しした 伊勢神宮の宮大工さんは「まったくなにも指示がない中、目で見て盗む」そうです。
弟子のとき・・・・
設計士さんは書くことがお仕事ですから 書きまくる。
大工さんは手で刻む・身体を動かすことが仕事ですから 目で盗んで同じことをする。
皆さん そんな経験を積んで技や仕組みを現場で磨いていくんですねー
もう少ししたら、その宮大工さんと一緒に次回の式年遷宮に向けての動きが始まるそうで、一緒に連れて行ってもらう予定。
楽しみです!